俳句に関する情報をシリーズでお知らせします。
『市原多代女(いちはらたよじょ)』
安永5(1776)年に須賀川の造酒屋に生まれた市原多代女は、俳人・石井雨考(いしいうこう)に俳句の道を勧められ、晩学ながら、子育てと家業を両立し、江戸時代を代表する女流俳人となりました。
多代女は、90歳で亡くなるまでに4,000句以上の俳句や60句余りの連歌を残し、それらを収載した「浅香市集(あさかいちしゅう)」は、代表作の一つです。
また、多代女は80歳のとき、市内にある十念寺の境内に尊敬する芭蕉の句碑(くひ)を建立するなど、須賀川の俳句の発展に一生を捧げました。
→文化振興課
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