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令和5年度水道・下水道事業会計決算 持続可能な事業経営を目指して

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福島県須賀川市

9月市議会定例会で、令和5年度水道・下水道事業会計の決算が認定されました。今月号では、各事業の令和5年度決算をお知らせします。

◆水道事業
総収益17億9002万円に対して、総費用17億248万円で、差し引き8754万円が純利益になりました。この利益は、今後の水道施設の整備や借入金の返済に充てていきます。

▽損益計算書(表1)
収益の部の主なものは、給水収益となる水道料金で、費用の部の主なものは、水道水を届けるための浄水費や維持管理費などの営業費用です。

▽企業債(表3)
令和5年度は、浄水施設整備などのために5億5120万円を新たに借り入れ、年度末の企業債残高は、74億592万円です。

◆下水道事業
令和2年度より公共下水道事業・特定環境保全公共下水道事業・農業集落排水事業を1つの会計として取り扱い、地方公営企業法を適用して持続可能な経営基盤の強化に取り組んでいます。
総収益22億2672万円に対して、総費用19億5664万円で、差し引き2億7008万円が純利益になりました。この利益は、今後の下水道施設の整備や借入金の返済に充てていきます。

▽損益計算書(表4)
収益の部の主なものは、補助金などの営業外収益や下水道使用料で、費用の部の主なものは、処理場費や維持管理費などの営業費用です。

▽企業債(表6)
令和5年度は、西部2号雨水幹線内水排水処理施設整備などのために5億2070万円を新たに借り入れ、年度末の企業債残高は、123億9944万円です。

[用語の解説]

※1 損益計算書
1年間にどれだけの利益または損失が生じたかを表したもの。

※2 貸借対照表
バランスシートとも呼ばれ、年度末の財政状態を示したもの。事業運営で得た財産の「資産」、事業運営のために必要とした借入金などの「負債」、事業経営における元手を意味する「資本」で構成されている。

※3 企業債
浄水場の建設や配水管・下水管の布設など、水道・下水道施設整備のための長期借入金

→経営課
【電話】63-7118

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