群馬県前橋市
私のふるさとは、群馬県前橋(まえばし)市です。群馬県には県民に親しまれている「上毛(じょうもう)かるた」という、群馬県の人物、地理、風物などが読まれている郷土かるたがあります。その中に「つる舞う形の群馬県」という読み札があり、言葉どおり群馬県は鶴が舞っているような形をしています。
ふるさとの前橋市は県の中央部よりやや南に位置し「日本近代詩の父」と称される詩人・萩原朔太郎(はぎわらさくたろう)の生まれ故郷でもあります。そんな前橋市は、赤城山(あかぎさん)の麓(ふもと)に広がる豊かな森林、市内を流れる利根(とね)川や広瀬(ひろせ)川などの多くの河川があり、自然に恵まれながらも都心部へのアクセスが良好で、とても住みやすい地域です。
私の生まれ育った場所は、市の中心部から車で30分程の郊外にあります。両親は地域で盛んな養豚業を営んでおり、毎日休むことなく働いていました。幼少期に両親の働く姿を見ながら姉妹で養豚場をくまなく散策し遊んでいた日々は、とても懐かしい思い出です。
結婚を機に約7年前に福島県に移り住み、縁あって須賀川で暮らしています。今は、子育てと仕事の両立のため、慌ただしくも充実した毎日を送っています。須賀川でもたくさんの思い出を作って、家族で築く第二のふるさとにしていきたいです。
上北町 荒川尚美さん
<この記事についてアンケートにご協力ください。>