tetteに移転し開館した中央図書館は、1月11日に開館5周年を迎えました。令和4年度の蔵書数は約25万冊、貸し出し冊数は約33万冊と、市内外を問わず多くの人が利用しています。子どもから高齢者、障がいのある人まで自分に合った方法で誰でも読書に親めるよう、様々な図書館サービスを提供しています。
◆身近に
▽移動図書館「うつみね号」
本を身近に感じてもらえるよう「うつみね号」に約2,000冊の本を積んで、各地域を巡回しています。うつみね号では図書館利用者カードの作成もできますので、希望する人は住所が記載された本人確認書類をお持ちください。
▽電子図書館
スマートフォンやタブレット、パソコンなどからインターネット経由で、いつでもどこでも電子書籍の貸し出しや閲覧、返却ができます。文字の大きさの変更や読み上げ機能など、電子図書館ならではの便利機能もあります。
利用できる人:市内在住または在勤・在学で、図書館利用者カードがある人
▽バリアフリー図書
「点字図書」、大きな文字で組み直された「大活字本」、優しい文章と写真やピクトグラムを使って分かりやすく書かれた「LLブック」などがあります。
▽サピエ
視覚に障がいのある人や、一般の本をそのまま読むことが難しい人のためのインターネット図書館です。音声や点字による読書ができます。
▽読書を手助けする道具
文字を大きくして読みやすくする「拡大読書器」、本を読みやすいように角度を調整できる「書見台(しょけんだい)」が利用できます。
▽宅配サービス
体が不自由で図書館への来館が困難な人に、毎月自宅に本をお届けしています。
利用できる人:市内在住で、一人暮らしまたは高齢者のみの世帯で、次のいずれかに該当する人
・障害者手帳の交付を受けている
・65歳以上で要介護2以上
◆楽しむ
▽読み聞かせ会
ボランティアグループによる絵本の読み聞かせ会を開催しています。開催日は広報すかがわや市公式LINE、図書館カレンダーでご確認ください。
▽展示
季節やイベントに合わせて、本の特集や飾り付けをしています。本との出会いを楽しんでください。
◆便利に
▽読書の記録
通帳型の記録帳に、借りた本のタイトルや作者名が記録できます。
発行料:1冊200円(市内の中学生以下は無料)
▽データベース
図書館内のパソコンで調べ物ができる「データベース」があり、医療や農業について調べたり、昔の新聞を読んだりできます。写真や動画を見ることもできます。
利用するときは、4階カウンターの職員にお問い合わせください。
▽WEBサービス
図書館のウェブサイトで検索した本の予約、借りている資料の延長手続きができます。また、予約した資料の連絡をメールで受け取ることができます。
※「電子図書館」と「WEBサービス」の利用には、図書館カウンターでの手続きが必要です。
◆宅配サービスの利用はどうですか?
利用者に「宅配サービス」の感想を聞きました。
Q1.サービスを利用し始めたきっかけは?
足腰が弱くなったことで、図書館や本屋へ行けなくなってしまいました。広報すかがわで「宅配サービス」のことを知り、図書館へ相談し、利用を開始しました。
Q2.宅配サービスを利用してみてどうですか?
本を読みたいという気持ちに応えてもらい、有り難いです。読書が日々の暮らしの楽しみとなっています。今後も宅配サービスを利用して、お気に入りの作者の本をたくさん読みたいです。
◆中央図書館開館 5周年記念シンポジウム
中央図書館開館5周年を記念してシンポジウムを開催します。ぜひご参加ください。
日時:3月3日(日)午後1時30分~3時30分
会場:tette1階「でんぜんホール」
テーマ:中央図書館の次の5年に向けて~融合施設ならではの利点を生かした市民協働による図書館運営~
講演:伊東直登(なおと)さん(塩尻市市民交流センターえんぱーく元センター長)、猪谷千香(いがやちか)さん(文筆家・ジャーナリスト)
定員:50人
申込方法:図書館カウンターで申し込み(電話可)
→中央図書館
【電話】75-3309
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→中央図書館
【電話】75-3309
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