俳句に関する情報をシリーズでお知らせします。
『俳句軒行灯(のきあんどん)』
「東風(こち)の香そ猶(なお)かけまくも垣隣」
市を代表する俳人で、松尾芭蕉との交流も深かった、相楽等躬(とうきゅう)が詠んだ句です。優しい風が隣の垣を越えて春の香りを運んでくる様子が浮かんできます。
等躬宅があった本町を中心とする地区には、芭蕉や等躬をはじめとした須賀川ゆかりの俳人たちの句が記された軒行灯が100基もあります。
軒行灯のある街並みは「俳句のまちすかがわ」を感じさせます。夜に灯(あか)りが灯(とも)ると風情が増し、暖かくなる季節のそぞろ歩きにぴったりです。
皆さんもお気に入りの俳句を探しながら、街歩きをしてみませんか?
→文化振興課
【電話】88-9172
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