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令和5年度俳句ポスト年間特選句・秀逸句・入選句の紹介

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福島県須賀川市

市内の名所や旧跡などの景勝地に、誰でもその場で投句できる「俳句ポスト」を設置し、年2回(8月と1月)の選句会を行っています。昨年度も市民の皆さんをはじめ、県内外から本市を訪れた皆さんが、それぞれの思いや須賀川の風情などを句に詠み、一般の部に2793句、子どもの部に5514句が寄せられました。1月30日に選句会を開き、年間特選句、年間秀逸句、年間入選句を選びましたので紹介します。なお、学校名と学年は、投句されたときのものです。
※作品は本紙をご覧ください。

◆年間投句状況

◆牡丹賞 受賞者の声
塩田和子さん
高齢者といわれる年齢になり、嘆きたくなることが多くある中、俳句は先生方や多くの先輩のご指導で続けられています。日々俳句があることに助けられ感謝の念でいっぱいです。
甘さがいい塩梅(あんばい)のだんごは、須賀川を離れた友達にも忘れられないものの様で、毎年牡丹の節には旧交を温めながらおいしさを楽しんでいました。そのお店が閉店してしまい、残念で淋(さび)しさを感じた時の一句です。
俳句は楽しむもので愛しいものです。これからも無理をしないで長く励んでいこうと思います。

◆ぼたん賞 受賞者の声
中島誠人さん
ぼたん賞をくださり、ありがとうございます。
担任の先生から聞いた時は、信じられず少しボーっとしましたが、あとからうれしい気持ちでいっぱいになりました。
この句は、冬休みにお父さんとお兄ちゃんと公園で野球をした時のものです。キャッチボールと守備練習をしました。キャッチボールで段々ときょりをはなしてから、ピッチャーの投げ方をやりました。キャッチャーをしてくれたお兄ちゃんは、高校で野球をやっているので、うでの動きや指のかけ方を教えてくれました。投げてもあまりうまくいかず、何回も投げて、今の球よかったかもと思ったら、お兄ちゃんが「ナイスボール」と言ってくれて、それがすごくうれしかったです。
寒かったけれど、ボールが太陽と重なった時、まぶしくて楽しく野球ができました。ぼくは中学生になったら野球部に入りたいです。

→風流のはじめ館
【電話】72-1212

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