「地域共生社会」の実現に向けた地域福祉の推進のため、市第4次地域福祉計画を策定しました。計画期間は令和6年度から令和11年度までの6年間です。
◆市第4次地域福祉計画
少子高齢化や人口減少が進む中、地域住民同士のつながりの希薄化など、地域や家庭を取り巻く環境が変化しています。
また、経済的負担の増大や福祉の担い手不足により、これまで提供されてきた福祉サービスなどの維持・継続への不安も高まっています。
本計画は、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らしていくために、一人ひとりが生きがいや役割を持ち、お互いに助け合い・支え合いながら暮らしていくことのできる「地域共生社会」の実現に向けて、策定しました。
◆計画が目指す姿
下の表のように3つの分野を設定し、目指す姿として推進していきます。
▽支え合える地域
日頃から世代を問わず地域住民同士が交流し、地域で自然と支え合える地域コミュニティの充実を目指します。
また、日常生活上の困り事の相談、支え合う体制づくり支援、見守り活動の促進など、安心して暮らすことができる地域づくりを進めます。
▽福祉意識の醸成・担い手づくり
地域や学校などで福祉教育の体験授業を行うなど、地域づくりの担い手や福祉の担い手が育つような環境を作っていきます。
▽安心して暮らすことができる福祉サービスの充実
様々な悩み事を気軽に相談でき、解決に向けて必要な支援が受けられるよう「福祉まるごと相談窓口」などの包括的な支援体制を構築します。
また、支援が必要な高齢者や障がい者の権利を守るための支援体制の充実を図ります。
◆計画の推進のために
地域福祉は、あらゆる世代の人が地域で起きている様々な課題を「自分事」として捉え、地域・各種団体・事業者・ボランティアなどと協働していくことが重要です。
「地域共生社会」の実現に向けて、皆さんも一緒に取り組んでいきましょう。
→社会福祉課
【電話】88-8111
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