『口腔体操でオーラルフレイル予防』
◆オーラルフレイルとは
「フレイル」は加齢に伴い、体と心の働きが弱くなった状態のことです。その中でも、口腔機能の衰えを「オーラルフレイル」と言います。
◆生活への影響
オーラルフレイルは「硬いものが食べにくい」「むせることが増えた」「ろれつが回らない」など、食事やコミュニケーションに影響があります。その結果、栄養不足による筋力低下や、会話が苦手になって閉じこもってしまい、認知機能が低下するなど、更なる問題につながるおそれもあります。
オーラルフレイルの予防は、全身のフレイル予防につながります。日頃からの口腔体操で、口の機能を高めましょう。
◆口腔体操
口腔体操はリラックスして椅子に座り、背筋を伸ばして行いましょう。食事前に行うと、より効果的です。
(1)口の運動
「あ・い・う・え・お」と大きく口を動かす(2セット)
(2)舌の運動・上下
口を開けたまま、舌を上下に動かす(各4秒×2セット)
(3)舌の運動・左右
舌先を左右の口角に付ける(2往復×2セット)
(4)頬を膨らませる運動
口や鼻から息が漏れないように頬を膨らませる(8秒×2セット)
(5)頬をすぼめる運動
頬を吸い込むようにすぼめる(8秒×2セット)
→健康づくり課
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