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自治体の皆さまへ

市長あいさつ

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福島県須賀川市

◆就任のごあいさつ
須賀川市長 大寺正晃

市民の皆様には、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
8月11日より須賀川市長に就任いたしました大寺正晃でございます。就任に当たり市民の皆様にご挨拶を申し上げます。
去る7月14日告示、21日投票で執行されました須賀川市長選挙におきまして、新たに市政を担わせていただくことになりました。今、職責の重さを感じるとともに、市政進展と市民の危機管理に全力を尽くす覚悟であります。
さて、この度、市長の職を引き継ぐに当たり、重要課題も山積しておりますが「須賀川に元気を!」というスローガンを掲げ、これまでの議論経過を踏まえ、十分に情報を精査し、的確な判断と決定によりスムーズな市政執行に努めていく考えであります。特に「子育て環境の充実」「財政健全化と職員の働き方改革」「様々な分野でのトップセールス」を「公約の3本柱」として位置付け、各種施策に取り組んでまいります。
子育て環境の充実については、国などへ地方財源の確保などを要望しながら、学校給食費と教材費の無償化に取り組んでまいります。
財政健全化と職員の働き方改革については、必要性の低い公有財産の売却を検討するほか、各種事業の選択と集中を推進するとともに、職員が働きやすい環境づくりのため、DXを積極的に推進し、職員の業務プロセスを根本から革新する取り組みを進めてまいります。
トップセールスについては、国や県、近隣市町村、関係機関などへ自ら積極的に出向き、様々な分野において本市との信頼関係作りに力を入れる考えであり、また、文字どおり本市特産物の販売促進や福島空港活性化にも連携して取り組んでまいります。さらに、防災・減災対策についても、東日本大震災や令和元年東日本台風など、度重なる災害で、本市において甚大な被害が発生しましたが、災害の激甚(げきじん)化や広域化に対応するため、更なる連携を図っていく考えであります。
私は、皆様から寄せられました信頼と期待に応えるため、市民の視点で市政を進めるとともに、市議会出身者として、市民の代表である市議会を重視しながら、安心して暮らせ、誇りを持てる元気な須賀川市の実現に全力を傾注してまいりますので、市民の皆様のご支援とご協力をお願い申し上げ、市長就任のご挨拶といたします。どうぞよろしくお願いいたします。

◆退任のごあいさつ
前須賀川市長 橋本克也

市民の皆様には、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
さて、私こと、この度8月10日をもちまして、須賀川市長の職を退任いたしました。
4期16年にわたり、市政の執行に特段のご支援とご指導、そしてご協力を賜りましたことに対し、厚く御礼申し上げます。
平成20年8月に、市長に就任して以来「市民との協働のまちづくり」を目標に掲げて、市長職に臨んでまいりました。
就任した当時は、市町村合併後の新市建設計画の着実な実施や、未分譲の企業用地が残るテクニカルリサーチガーデンへの対応、さらには地域医療の確保や公立岩瀬病院の建て替えなど、様々な課題が山積しておりました。
このような中、10項目の重点政策を公約として掲げ、市民の市政への参加意識の醸成、子育て支援としての小学6年生までの医療費無料化、スピード感のある行政経営による市民サービスの向上、戦略的な企業誘致による産業の振興、さらには、地域資源を生かした観光交流都市の推進など、市民の皆様のお力添えをいただきながら、全力を傾注してまいりました。
特に、就任2年半後の平成23年に発生した東日本大震災は、大きな転機となりました。この未曽有の危機からの道のりは極めて険しいものでありましたが「創造的復興」を目標に掲げ、復興のシンボルとなる「市民交流センターtette」の整備などに取り組んできたところであります。
また、近隣市町村との連携にも努め、公立岩瀬病院への産科婦人科の開設や廃棄物処理に係る新たな最終処分場の整備、流域治水における広域連携など、単独自治体では解決困難な課題にも全力で取り組んでまいりました。
本市は、東日本大震災をはじめ、近年の度重なる自然災害などで培われた市民力、地域力の芽を育むとともに、先人が営々と築き上げた「市民自治の精神」を共有しながら、創造的復興からの「次の10年」という新たなステージに歩みを進めております。
市民の皆様におかれましては、大寺市長の下で、先人が連綿として築き上げてきた香り高い文化と優れた伝統、長い歴史と温かみのある風土や人情味、英知あふれる市民力を最大の資本としながら、本市が将来にわたり持続的に発展するよう一層強固なパートナーシップを構築し、活力と潤いに満ちたまちづくりに邁進(まいしん)いただくことを切に願っております。
結びに、須賀川市の限りない発展と、市民の皆様のご健勝を心からお祈り申し上げ、退任のご挨拶といたします。

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