活躍している「すかがわ人」を紹介するコーナー
岩瀬中出身で落語家の桂幸丸さんを紹介します。昭和49年に桂米丸(よねまる)師匠に入門し、昭和55年に二ツ目に昇進、平成2年に本市初の真打ちに昇進。今年6月に落語家生活50周年を迎えました。古典落語のみならず「幸丸流近代偉人伝シリーズ」などの新作落語も好評です。
『これからも話芸を磨き続ける』
落語家 真打ち
桂 幸丸(かつら ゆきまる)さん
Q1.落語家を目指したきっかけは?
高校2年生のときに新人落語コンクールをテレビで見て、大笑いしたことがきっかけです。大学進学のため上京したとき、寄席(よせ)で見た古典落語の登場人物や情景が目に浮かぶような話芸のすごさに度肝を抜かれ「落語家になろう」と思いました。そんなとき、米丸師匠の新作落語に出会い感銘を受け、弟子入りを決めました。
Q2.落語の魅力は?
落語は江戸時代などの文化や風俗を、笑いの中から知ることができます。また、人情噺(ばなし)・怪談噺・滑稽(こっけい)噺など様々なジャンルがあり、その魅力を気軽に楽しんでください。
Q3.今後の目標は?
いかに皆さんに楽しんでもらえるかを考え、キャリアに甘んじることなく、落語に真摯に向き合い、話芸を磨き続けることです。また「円谷幸吉伝」や「野口英世伝」などの新作落語「幸丸流近代偉人伝シリーズ」を創作し続け、多くの皆さんに笑いを届け続けたいです。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>