関東大震災が発生した9月1日は「防災の日」、この日を含む1週間(8月30日から9月5日)は「防災週間」となっています。自分や家族の命を守るために、改めて防災について考えましょう。
◆地震に備える
地震は、いつ起こるか予測ができません。近年発生した地震による負傷者の約3割から5割が、家具類の転倒や落下によるものです。また、割れたガラス片などが室内に散乱し、避難が遅れることがあります。在宅時の安全を確保するため、次のような対策をしましょう。
・家具類の固定
・窓ガラスに飛散防止フィルムを貼る
・住宅の耐震化、住宅設備の安全対策
◆台風・水害に備える
近年、全国各地でゲリラ豪雨や線状降水帯などによる浸水被害と土砂災害が頻発しており、これからの時期は台風による被害発生の確率が高まります。このような災害から命を守るためには、危険な場所から離れる(避難する)ことが重要です。ハザードマップを確認し、自分の暮らす地域は、浸水が想定される地域なのか、避難場所はどこなのか、どのルートで避難するのが安全なのかなど、家族と事前に話し合いましょう。
◆災害情報を積極的に収集
市では、防災行政無線、緊急速報メール、市防災ホームページ、市公式LINE、ウルトラFMなどで災害情報を発信しています。自ら危機意識を持ち、ホームページやテレビ・ラジオなどで災害情報を確認することで、速やかな避難行動ができ、自身や家族の命を守ることにつながります。
また、避難する際には、図のように警戒レベルと災害状況や避難情報などの関係性を知っておくことが大切です。災害発生の可能性がどのくらい高いのかが判断でき、円滑な避難行動が取れます。詳しくは、市ホームページをご覧ください。防災行政無線の放送は、防災行政無線音声ガイドサービス【電話】0120-110-636で聞き直すことができるので、ご利用ください。
◆避難とは「難」を「避ける」こと
災害時の避難とは、危険から離れることです。市が開設した避難所へ行くことだけでなく、安全な場所にある親戚・知人宅に一時的に身を寄せることも、一つの避難の形です。
万が一、膝上まで道路が冠水していて、避難ができないときは、無理に避難所へ行かず、自宅の2階などのできるだけ高い場所へ移動する「垂直避難」をお願いします。自宅のそばに山や崖がある場合は、できるだけ山や崖から離れた部屋に移動するなど、命を守る行動を取りましょう。
→市民安全課
【電話】88-9185
●災害への備えを再確認!
防災意識の啓発・醸成のため、参加型の体験コーナーなどの「防災フェア」を行います。
日時:9月29日(日)午前9時~午後1時
場所:市役所駐車場など
内容:
・防災関連団体による展示ブース
・警察署、消防署、自衛隊の装備や車両の展示
・防災体験コーナー
・放水体験・消火訓練 など
→市民安全課
【電話】88-9185
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