皆さんの近所や職場にも、大切な地域を守るため、日々活動に当たる消防団員がいます。今回は、2年間で6人の団員が加入した第13分団矢沢班の新入団員を代表して、佐藤聡さんにインタビューしました。
Q.消防団に入団したきっかけは?
一昨年2月に開かれた矢沢行政区の総会の際に、矢沢班の団員から勧誘があったことがきっかけです。これまで東京で働いていましたが、5年前に父の出身である矢沢に移り住み、消防団の活動を通して地域貢献の一環となればと思い、入団しました。
Q.消防団活動で、特に印象深い出来事はありますか?
約1年半前、入団してすぐに出動した一般建物火災です。最終的に1軒全焼という結果になってしまいましたが、消防団員が最前線で消火活動をする姿に驚きました。この火災をきっかけに、消防団員の安全管理はもちろんのこと、日々の訓練や他班との連携の重要性を学びました。
Q.市消防操法大会に参加した感想をお聞かせください。
操法大会参加に当たり、矢沢班は5月の連休明けから練習を始めました。最初は自分も含め、選手も「練習がきつい」と言っていましたが、大会が近づくにつれ「もっとタイムを短く」と練習への意欲が変わっていくのを感じました。この操法大会を機に、班の絆(きずな)がより深まったと思います。
Q.最後に、地域の皆さんへ伝えたいことはありますか?
私自身、入団することで消防団の意義を実感しました。その良さを自分自身のSNSなどでも発信し、少しでも消防団の団員不足解消に貢献できればと思います。また、消防団があることで、地域コミュニティの活性化や防火意識の向上につながると感じていますので、ぜひ、多くの方に消防団に入団いただきたいと思います。
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