文字サイズ
自治体の皆さまへ

謹賀新年 2025年頭のごあいさつ

1/31

福島県須賀川市

◆安心して暮らし、誇りを持てる「元気な須賀川市」の実現に向けて
須賀川市長 大寺正晃

明けましておめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、輝かしい新年を迎えられたことと心よりお慶び申し上げます。
昨年を振り返りますと、全国的には、元日に発生した能登半島地震に続き、9月には奥能登豪雨災害が発生するなど、多くの方々が被災されました。改めて亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また、国際的なエネルギー価格の上昇や歴史的な円安の影響による物価高騰など、現在も、地域経済や雇用環境に深刻な影響を及ぼしております。
本市においては、昭和29年に市制がスタートし、昨年、市制施行70周年を迎えたことから、3月に文化センターにおいて記念式典を開催し、市民の皆様とお祝いするとともに、記念事業として、8月に「釈迦堂川花火大会」、11月に「松明あかし」や「すかがわ空想フェス2024」を開催するなど「元気な須賀川市」を市内外に発信いたしました。
特に、初開催となった「すかがわ空想フェス2024」においては「空想力が未来を創造する」をテーマに「空想ミーティング」や「空想シアター」をはじめ、市内の小・中学生が制作した「空想作品」の展示など、子どもたちが空想に胸を躍らせ、夢を育むとともに、海外も含めて注目度が上がったことで、市民のシビックプライド醸成にも寄与したものと考えております。
さて、今年は、平成17年4月1日に須賀川市・長沼町・岩瀬村が合併し、新たな須賀川市が誕生してから20周年の節目の年となります。それぞれの地域が持つ歴史や伝統文化、自然環境などの貴重な資源を生かしながら、引き続き、各種政策に全力で取り組んでいく考えであります。
また、本市では、昨年4月に策定した「市行財政改革取組方針」に基づき、選択と集中による抜本的な事務事業の見直しを行っております。今後は未利用公有財産の売却など、税外収入の確保・拡大に取り組むとともに、市民生活に直結する重要政策に、限りある行財政資源を投じて、市民サービスの更なる向上に努めてまいります。
今後も引き続き、市民の声に耳を傾ける姿勢を貫き、私なりの視点で「元気」を加えながら、各種施策を推進するとともに、様々な課題解決に取り組み、市民の皆様が安心して暮らし、誇りを持てる「元気な須賀川市」の実現のため、希望に満ちた魅力あるまちづくりを進めてまいりますので、市政に対するご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、今年一年の皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、年頭の挨拶といたします。

◆市民と共に進む議会~次の世代への未来を描いて~
須賀川市議会議長 佐藤暸二

明けましておめでとうございます。
市民の皆様には、健やかに新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。須賀川市議会を代表して、年頭のご挨拶を申し上げます。
今年は、平成17年4月1日に須賀川市・長沼町・岩瀬村の3市町村が合併して20周年を迎える年になります。本市の限りない躍進と市民の更なる幸せの実現に向け、これまでの歩みを振り返り、未来への新たな一歩を進めていかなければならないと思っております。
20年という節目の年は、人生で言い換えますと、成人、不惑、還暦、傘寿というように、日本人の心の中の区切りとして、連綿と続いております。また、新たなスタート、心機一転といった表現で表すこともありますが、新たな目標を設定し、前に進むための大事な節目と考えております。これからの20年に向け、本市の未来のため、議会の立場で次の世代への未来を描き、今の幸せを享受できる社会の継続に向け努力してまいります。
さて、昨年を振り返りますと、1月1日に石川県能登地方でマグニチュード7・6の地震が発生し、甚大な被害が出ました。また、9月21日には、同じく能登地方で大雨による被害が発生し、復旧に向け取り組んでこられた被災者の落胆は目を覆うばかりでした。改めて災害に対する備えは重要であり、整備促進は喫緊(きっきん)の課題であることを強く心に感じたところです。
また、燃料及び物価高騰による生活の維持も大変厳しい状況になっており、今後も市民の生活を守る施策の展開を議論してまいります。
市政に目を転じますと、昨年1月5日の新聞報道、そして市長記者会見において、任期満了を迎える橋本克也前市長の勇退が表明され、新市長が選出されました。
前市長には、4期16年という長きにわたり、粉骨砕身の覚悟を持って、多くの市政の難局を乗り越えていただいたところであり、心から感謝を申し上げる次第であります。
また、大寺正晃新市長は、市民の皆様からの信頼を胸に「元気な須賀川市」の実現に向け、市政に邁(まい)進していただきたいと思います。さらに副市長及び教育長も新しくなり、目まぐるしい転換となりましたが、盤石の体制で、市民に応え得る行政の伸展に期待を寄せるものであります。
議会におきましても、議員の「和」をもって市政に対して政策の提案や実現に向け、議論を重ねてまいります。併せて市民の皆様には、様々な情報や提案などもお寄せいただければ幸いと思っております。
結びに、須賀川市の限りない繁栄と市民の皆様が何より健康で実り多き一年となりますよう祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU