「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」の施行を踏まえ、4月からプラスチック資源の収集品目を拡大し、分別収集を行います。新しい分別ルールの導入にご理解とご協力をお願いします。
◆みんなで守ろう 新しい分別ルール
汚れていない1辺30cm未満のプラスチック資源が対象
資源物(2)の日にごみステーションへ出す
・ステーションに収集用ネットが設置されている場所は、ネットに直接入れる
・ネットが設置されていない場所や、小さいもの・飛散する可能性のあるものは、透明または半透明の袋に入れる
・ペットボトルや古紙類と混ぜない
◆検討に当たり…実証実験
(1)サンプル調査
令和6年7月から8月にかけ、新栄町と十貫内の2地区で「プラスチック製品分別収集サンプル調査」として、各家庭でプラスチック製品として分別したごみを収集し、須賀川地方衛生センターで計量や種類別の割合を調査しました。
その結果、現在「資源物(2)」で収集している食品トレイ・パック類が約1割なのに対し、収集品目を拡大したプラスチック製容器包装と、新しく収集対象となるプラスチック製品の合計が、8割以上を占めました(図1のとおり)。現在、資源物(2)で収集したごみはリサイクルされており、新しい分別ルールによって、さらに多くのプラスチック製品がリサイクルされます。
(2)アンケート調査
サンプル調査後、2地区(約500世帯)の住民に行ったアンケートの結果は図2のとおりです。プラスチック製品の分別収集を開始することに約7割が賛成しており、市民の皆さんの分別意識が高いことが分かりました。一方で「分別方法を分かりやすくしてほしい」などの意見が寄せられ、市民の皆さんにとって、分かりやすく負担の少ない分別ルールや、収集頻度の確保が必要であることが分かり、これらの結果から分別ルールを検討しました。
◆もっと詳しく!プラスチックの例と注意点
▽対象のプラスチック
『プラスチック製容器包装』
・トレイ・パック類
・ボトル・チューブ類
・キャップ・ラベル・包装類
『プラスチックのみでできた製品』
・日用品類
・その他プラスチック製品
▽注意点
・広げた状態で1辺30cm以上のものは対象外のため、可燃ごみまたは粗大ごみに分別する
※シートやホースなど切れるものは30cm未満に切断すれば、プラスチック資源として出せます。
・ねじやゴムなどプラスチック以外の部品が付いていないか確認し、可能であれば取り外す
※剥がせない割引シールなどは、付いたままプラスチック資源に出せます。
・油や固形物など、ひどい汚れが付着しているものは、無理に洗浄せず可燃ごみに出す
▽収集できない品目
機械の故障や事故、火災の原因となりますので、次のようなものは収集できません。
・まな板のように厚みがあるもの
・感染の恐れがある在宅医療用品など
・リチウムイオン電池使用製品
・プラスチック以外の素材が付いているもの
▽分別ルールの確認方法
令和6年12月に全戸配布を行ったチラシで、分別ルールを確認してください。チラシは環境課で配布しているほか、市ホームページでも確認できます。また、市公式LINEには分別区分を検索できる機能もあります。
◆説明会を開催しています
2月末まで、市役所や各コミュニティセンターで「プラスチック資源分別方法説明会」を行っています。事前に申し込みの上、ご参加ください。日程は、市ホームページで確認するか環境課にお問い合わせください。
また、地域団体には「地域づくり出前講座」も行っています。団体での説明会を希望するときは、各コミュニティセンターまたは環境課【電話】88-9129にご相談ください。
→環境課
【電話】88-9129
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