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自治体の皆さまへ

中学生による模擬議会 輝く未来へつなぐ私たちの思い(1)

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福島県須賀川市

1月30日「中学生による模擬議会」を開催しました。各中学校・義務教育学校の代表生徒が議員となり、ふるさと須賀川への思いを込めて10の質問をしました。中学生議員の皆さんは、議会を体験することで市の政策やまちづくりに関心を深め、議会や行政の仕組みを学びました。質問と市の答弁の概要を紹介します。

◆第一中 三浦香愛さん
『イベントの広報について』
Q.tetteでのイベントの広報はどのように行っていますか。
A.広報活動は、イベントの内容を踏まえ、実施団体などと連携しながら、tetteホームページやSNSなどを活用し、より多くの人に知ってもらえるよう情報発信に取り組んでいます。また、市民協働を推進する拠点施設として、意欲的に活動に取り組む市民や団体などの、自由な発想を生かしたイベント開催の支援に力を入れています。

Q.参加者の感想などをポスターで掲示すれば、より集客効果があるのではないでしょうか。
A.令和6年度から、中高生が自主的に開催するイベントの運営などを支援する「tette活用支援事業」を行っています。今回の提案は、今後のイベント広報の参考とします。

◆第二中 新井田結茉さん
『公共設備の整備について』
Q.上人壇廃寺跡を周知するための取り組みを教えてください。
A.「史跡上人壇廃寺跡公園化整備事業」に基づき、令和5年度に「あかりあるき」、令和6年度にランタンを空に放つイベントを開催しました。また、史跡を説明するパネルなどを展示した企画展をtetteで開催しました。

Q.上人壇廃寺跡の整備は今後どのように進める方針ですか。
A.史跡公園として、当時の遺構の状態や地形を生かしながら、公園内を散策できる園路やイベントに利用できる広場を整備したいと考えています。国指定史跡のため、史跡の形状を大きく変更することは難しいですが、市民の憩いの場として整備を進めるとともに、歴史が学べる施設の設置なども、検討を進めています。

◆第三中 野川穣仁さん
『環境問題について』
Q.温室効果ガス削減への取り組みを教えてください。
A.公共施設に太陽光発電設備を設置したほか、市民の皆さんが自宅に太陽光発電設備などを設置するための費用を補助しています。また、小学5年生に、環境教育副読本「みんなで守ろう地球の未来」を配布し、次世代の環境啓発に取り組んでいます。

Q.リサイクルへの取り組みや、今後の計画を教えてください。
A.現在、家庭ごみのうち、金属やペットボトルなどを分別収集しているほか、宅配便を活用した小型家電リサイクル、学校給食から発生した野菜くずや食べ残しの堆肥化などを行っています。4月からは、ペットボトルのキャップやお菓子の袋など、プラスチックごみの分別収集を開始します。

◆西袋中 今井将志さん
『老人ホームについて』
Q.高齢者の受け入れ状況と、介護職のなり手の状況について教えてください。
A.市内の特別養護老人ホーム8施設で541人、グループホーム8施設で140人の受け入れを行っています。介護職のなり手の状況は、施設関係者などから「求人募集をしても反応がない」などの声が寄せられ、全国と同様に、本市でも大変厳しい状況であると考えています。

Q.老人ホームの増設や、若年層の職員を増やす計画はありますか。
A.認知症型グループホームや看護小規模多機能型居宅介護施設などの整備が予定されています。また、若年層の介護職員を増やすために、県と協力し、高校で介護職員の仕事のPRなどに努めています。

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