中学生による模擬議会 輝く未来へつなぐ私たちの思い(2)

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◆小塩江中　佐久間なつ希さん
『自転車のヘルメット着用について』
Q.市内のヘルメット着用率について教えてください。
A.須賀川警察署に確認したところ、市全体の着用率は10%未満と推計されますが、中学生のみでは100%でした。令和6年6月に福島県警察本部が発表した県内の高校生のヘルメット着用状況によると、県内全域の着用率が20・8%で、いわき市が75・7%と最も高くなっています。

Q.市内の着用率を上げるための計画や対策はありますか。
A.警察署や交通安全関係団体と連携しながら、交通安全運動期間などに、ヘルメット着用の啓発を行っています。今後も、コミュニティセンターなどを通して、市民に「自転車利用の正しい交通ルール」と「命を守るためのヘルメット着用」について、啓発を行っていきます。

◆仁井田中　田中　歩さん
『地域おこし協力隊について』
Q.地域おこし協力隊の現状と成果を教えてください。
A.地域おこし協力隊は、都市部から地方に移住し、地域協力活動を行い、その地域へ定着できるよう国と市が支援する制度です。令和元年度から計4人の隊員が、観光分野や移住・定住促進に関する情報発信を行ってきました。移住者目線で情報を発信することで、交流人口の拡大や移住・定住の促進が図られ、地域活力の向上につながりました。

Q.須賀川の魅力を発信するための取り組みを教えてください。
A.テレビやラジオ、広報すかがわ、市ホームページ、SNSなど、それぞれの特徴を生かして情報発信を行っています。今後は、松明あかしや特撮文化などを「地域の宝」として、様々なイベントなどで発信をしていきます。

◆大東中　関根　駿さん
『ふるさと納税について』
Q.ふるさと納税を活用した事業と成果を教えてください。
A.令和5年度にふるさと納税でいただいた寄付金は約1億円で、4分野22事業へ約7800万円を活用しました。学校教育関係では「学力向上事業」に約480万円を活用し、市内の学校に学校教育アドバイザーを派遣して授業の充実を図ったほか、「学校図書館教育推進事業」に約530万円を活用し、学校図書の購入費用に充てました。

Q.寄付金を活用して通学路を広くすることは可能ですか。
A.歩道の設置や舗装のカラー化などを行う「交通安全施設整備事業」に寄付金を活用することは可能ですが、事業実施には、事業の目的、必要性、補助の有無などを総合的に判断しています。

◆長沼中　大河原優綾さん
『地域活性化について』
Q.市や各地区でのイベントの取り組みや支援について教えてください。
A.松明あかしなど本市を代表するイベントでは実行委員会が組織され、市民や企業などの協働で開催されます。各地区では区長会などが主体となり、文化祭やスポーツ大会などを開催しています。市では、イベントを支援するため、実行委員会や団体に対して補助金を交付し、実行委員として協力しています。

Q.市主導の「音楽フェス」の開催を提案します。
A.協働が地域の活性化につながり、地域に根差したイベントになるよう、今後、様々な視点から検討します。中学生の皆さんも、地域の行事などに積極的に参加し、若い力で盛り上げてくれることを期待しています。

◆岩瀬中　松岡悠隼さん
『道路の整備について』
Q.道路の改良や拡幅に関する工事について、昨年度の件数を教えてください。
A.令和5年度の道路改良や拡幅に関する工事件数は23件です。その内訳は、改良に関する工事として、舗装工事が10件、側溝整備工事が11件で、拡幅に関する工事として、築造工事が1件、歩道整備工事が1件となっています。

Q.いわせ悠久の里の施設改修に伴い、道路の整備や既存道路の拡幅の計画はありますか。
A.いわせ悠久の里の施設改修計画に伴う、アクセス道路整備や既存道路拡幅の計画は、現在ありません。将来、施設の再整備などにより利用者が大幅に増加したときには、アクセス道路の整備や既存道路の拡幅について検討します。

◆稲田学園　溝口陽叶さん
『学校の予算について』
Q.学校へ予算を配当する仕組みを教えてください。
A.市の予算には、各学校へ配当する予算と教育委員会事務局で執行する予算があります。学校配当予算は、学校規模に応じて配当しています。また、高額となる施設の修繕や楽器などの備品購入は、各学校から要望される優先順位を判断しながら、教育委員会事務局が執行しています。

Q.昨年度更新した机や椅子、備品などの件数を教えてください。また、稲田学園の予算を教えてください。
A.令和5年度は、机を148台、椅子を154脚、楽器などの備品を63件更新しました。また、各学校への配当予算は教育委員会事務局から各学校に通知しており、そちらから確認ができます。

→学校教育課
【電話】88-9168