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令和4年度一般会計決算報告

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秋田県五城目町

■火葬場の整備や災害復旧事業などに64億493万円

■一般会計の歳入

◇一般会計の実質収支額は1億6、6142万円
令和4年度各会計の決算が、町議会9月定例会で認定されました。
令和4年度一般会計では、歳入額66億3、543万円、歳出額が64億493万円で、翌年度へ繰り越すべき財源6、908万円を差し引いた実質収支額は1億6、142万円の黒字となりました。
財政の健全化を示す指標の実質公債費比率は9・5パーセント、将来負担比率は52・1パーセントで、それぞれ基準とされている25・0パーセント、350・0パーセントを下回っており、当町の財政は「健全」と判断されています。

◇地方交付税や補助金などの依存財源は77・3パーセント
皆さんから納めていただいた町民税や固定資産税などの自主財源は、15億596万円で歳入の22・7パーセントです。また、地方交付税や補助金などの依存財源は51億2、947万円で、歳入の77・3パーセントを占めています。

◇火葬場の大規模改修に2億5、840万円
予算の主な使いみちについては、令和3年度から2か年の継続事業として実施してきた火葬場の改修事業に2億5、840万円、緊急消防援助隊出動時にも活用が可能な資機材搬送車購入事業に1、177万円、消防団の小型動力ポンプ積載車購入事業に2、314万円、町道の整備事業に7、469万円、除雪事業に9、487万円、令和4年8月の豪雨災害などに対する災害復旧事業(農地・農業用施設、林道施設、公共土木施設)に3億4、907万円などとなっています。
この他、新型コロナウイルス感染症対策として、ワクチン接種対策事業6、431万円、臨時交付金を活用した事業として、中小企業事業継続支援事業6、326万円、オール五城目生活応援商品券事業9、379万円、あったか生活応援事業5、903万円など、経常経費の削減に努めながら各種事業を実施しました。

◇各特別会計は黒字決算
このほか、4つの特別会計も黒字決算となりました。水道事業会計は、給水人口の減少などにより、純損失の額は3、097万円となりました。
また、令和3年度から地方公営企業法適用の会計基準に移行し、2年度目になる下水道事業会計では、純利益498万円の決算となっています。

■一般会計の歳出


・実質赤字比率
一般会計等を対象とした実質赤字の標準財政規模に対する比率。
・連結実質赤字比率
全会計を対象とした実質赤字(または資金不足額)の標準財政規模に対する比率。
・実質公債費比率
歳入に対する負債返済の割合。
・将来負担比率
一般会計等が将来負担すべき債務が標準財政規模の何倍あるか表すもの。
※実質赤字比率、連結実質赤字比率は、赤字額が生じていないため「-(該当なし)」の表示をしています。

・水難事故や林野火災などの緊急時に用いる資機材搬送車を1台購入。
・令和3年度に着手した町火葬場の大規模改修工事が完了。

■予算の主な使いみち(令和4年度)
・中小企業事業継続支援事業…6,326万円
コロナ禍の中、町内の商工業者に対して支援金を支給し、事業の継続を支援しました。

・オール五城目生活応援商品券事業…9,379万円
町内の登録店で使用可能な商品券1万円分を全町民へ配付しました。

・資機材搬送車購入事業…1,177万円
水難事故、林野火災等または緊急消防援助隊出動時に安全確実に大型・大量の資機材の搬送が可能な資機材搬送車を1台購入しました。

・火葬場改修事業…2億5,840万円
平成2年度からの供用開始から30年以上が経過し、老朽化が進む火葬場の大規模改修が完了しました。

・災害復旧事業…3億4,907万円
8月の豪雨災害に対する災害復旧(農地・農業用施設、林道施設、公共土木施設)工事などを実施しました。

・道路整備事業…7,469万円
町道雀舘幹線排水対策、町道五城目外環状線・町山線の舗装改良工事などを実施しました。

・小型動力ポンプ積載車購入事業…2,314万円
運用から20年が経過した消防団の小型動力ポンプ付積載車4台を更新しました。

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