令和5年第3回町議会定例会 9月4日〜15日(1)

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■令和4年度各会計決算や本年度補正予算、工事請負契約など　26案件を可決・承認・認定・報告済み
令和5年第3回町議会定例会が、9月4日から15日までの日程で開催され、「令和4年度一般会計決算」や「令和5年度一般会計補正予算」、「町火災予防条例の一部改正案」などの26案件が、全会一致で原案通り可決・承認・認定・報告済みとされました。
今月号では、定例会初日に行われた渡邉町長の行政報告を抜粋して紹介します。

■町長行政報告
◇大雨災害に際しお見舞いを申し上げます
7月に発生した大雨災害に際し、町では町民の皆さまのご協力を得ながら、被害調査や応急対応を進め、復旧・復興に向けて取り組んでいます。また災害発生当初より、自衛隊をはじめ、県内外の自治体より給水車を派遣いただき給水所の設置にご尽力いただいたほか、全国各地よりたくさんのボランティアの皆さまに駆けつけていただき、ご支援をいただいております。
一日も早く元の生活を取り戻せるよう、被災した皆さまに寄り添った支援活動に全力で取り組んでまいりますとともに、国・県に対しましても、一日も早い復旧・復興支援を引き続き強く要望してまいります。

◇県では馬場目川の洲ざらい工事を実施中
馬場目川につきましては、以前から河川管理者である県へ、洲ざらいと伐木処理を再三再四要望してまいりましたが、局所的な対応しかいただけておりませんでした。
8月7日には、今回の大規模な氾濫の一因である馬場目川と富津内川の合流点から西野橋下流域までの状況を訴えるため、秋田地域振興局建設部長をはじめ関係課長以下職員を現地へ招き、県議会議員、町議会議員6名と関係町内会長等と大規模な洲ざらいおよび伐木処理について強く要望をいたしました。
県からは状況を鑑みて現行予算と補正予算を用いて実施する約束をいただいており、すでに作業を実施していただいております。
なお、洲ざらい工事に伴う土砂の堆積場所の選定につきましては、県より町へ協力の依頼があり、適地を確保したところでありますが、土量が多いため、今後は追加の堆積場所の選定にあたってまいります。

◇災害ごみの処理を進めています
災害廃棄物の直接搬入および戸別回収につきましては、8月18日を期限とし、仮置場に搬入した災害廃棄物のうち、旧五城目小学校跡地に搬入された可燃ごみにつきましては、搬出し処分を終えております。

◇災害時の消防団の対応
町消防団につきましては、災害発生前の7月14日から出動体制を確認し、資機材を準備して、翌15日には高まる河川水位に応じて出動し、町内各所で土のう積みによる浸水対策や避難誘導などを行っていただいております。