■門前町内の半孤立状態が解消
7月15日からの大雨により被災し、通行止めが続く町道町村門前幹線の廣徳寺橋周辺へ仮橋(応急組立橋)の架設が完了し、9月17日に供用を開始しました。
門前町内と馬場目川の対岸を結ぶ唯一の橋が通行止めとなり、林道を通る大幅な迂う回が必要となっていた門前町内の半孤立状態が、災害発生から約2か月で解消しました。
■廣徳寺橋の復旧を進めていきます
今回架設した仮橋は、国土交通省から無償で貸与を受けたもので、設置期間は、原則として廣徳寺橋の復旧工事完了までとなります。設置期間中は、門前町内へ渡る迂回路として利用されるほか、廣徳寺橋の復旧工事を行う工事用車両の通り道ともなります。
町では引き続き、廣徳寺橋の早期復旧に向けて各種作業を進めていきます。
■廣徳寺橋の被災状況
7月15日からの梅雨前線に伴う馬場目川の増水により、廣徳寺橋の川底が削られ、それに伴い橋脚が沈下・傾斜しています(写真左)。
橋の継ぎ目は上流側で約22センチ、下流側で約13センチの開きがあります(写真右は上流側)。
注 応急組立橋
災害などにより緊急的に橋が必要となった時に架設する仮橋。
今回貸与を受けたのは、「下路式ワーレントラス橋」で、橋長40メートル、車道幅員4メートル。
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