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自治体の皆さまへ

みなさんこんにちは!12月22日まで五城目町に滞在します!

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秋田県五城目町

-JICA海外協力隊候補生の方にお話しを聞きました-
・JICA海外協力隊グローカルプログラムとは?
開発途上国への国際協力を行う「国際協力機構(JICA)」が実施するプログラム。日本国内の自治体で地域活性化に向けた経験を積むことで、将来、国外で活動する際の課題解決能力を養うことを目的としています。
この度、東谷拓馬(たくま)さん(奈良県出身・29歳)と、平石守(まもる)さん(神奈川県出身・25歳)が実習生として75日間本町に滞在し、課題解決に挑みます。
活動に先立ち、お二人に加え、過去に協力隊としてエジプトで活動された経験をもつ青年海外協力協会の川島彰允(あきみつ)さん(大阪府出身・39歳)にお話を伺いました。

■東谷 拓馬さん
趣味は、登山やマラソン、旅行など。プログラム終了後は、アフリカ大陸東部のルワンダ共和国へ派遣予定。
◇まず、ご経歴を教えてください
大学卒業後7年間、日本赤十字社で働き、献血や病院内の事務に関わる仕事をしていました。
◇次に、グローカルプログラム参加の経緯について教えてください
JICA海外協力隊として国内で様々な分野で取り組まれている自治体や企業の方とお会いし、活動を共にさせていただくことでより多くの学びがあると感じたからです。本プログラムを通して得た知見や人との繋がりが、JICA海外協力隊での活動だけでなく今後の人生にとって良いものだと思い参加を決めました。
◇本町の印象はいかがですか?
地元と似ていて自然が豊かで親近感を感じました。また、行政と民間との距離が近いのが印象的でした。積極的に活動できる環境だと感じています。
◇ルワンダへ派遣後、今回のプログラムをどう生かしたいですか?
派遣後は「コミュニティ開発」の隊員として、現地の身体障がい者施設や就労支援施設で活動する予定です。五城目町でたくさんの方と知り合い、派遣後も繋がり続けたいと思っています。
また、町外出身の私がここで活動する経験は、派遣国において、日本人の自分が現地の人と関わりを持つ際に生きてくると感じています。

■平石 守さん
趣味は、茶道やテニス、寺社巡りなど。プログラム終了後は、アフリカ大陸南部のボツワナ共和国へ派遣予定。
◇まず、ご経歴を教えてください
理数科の高校を卒業後、大学では機械工学を学んでいました。卒業後は大学院へ進学し、がん治療の研究を行っています。
◇次に、グローカルプログラム参加の経緯について教えてください
大学入学当初は、研究者を志望していましたが、大学院進学後は、研究室に籠こもりっきりの生活を送っていました。その中で、今まで当たり前であった人と人との繋がりの大切さに気付いたことで、今後の人生における様々な選択肢に対しても、人との出会い、繋がりやそれらの経験がとても役立つと思い、当プログラムへの参加を決めました。
◇本町の印象はいかがですか?
あたたかい人が多いというのが第一印象です。県外から来た私たちに対しても、親切に町の歴史や町民の方々を紹介してくださいます。自由な発想で活動に取り組める素晴らしい環境だと思います。
◇ボツワナへ派遣後、今回のプログラムをどう生かしたいですか?
東谷さんと同じく、派遣後は「コミュニティ開発」の隊員として活動し、現地の生活環境の改善などに向けた取り組みを行う予定です。五城目町の皆さんに自分の好きな科学の話や、趣味である茶道の魅力などを伝えることで地域の方々と関わり合いを持つ経験は、派遣後、現地の方々と深い交流を持つことに生きてくると思います。

■川島 彰允さん
過去に青年海外協力隊として国外派遣の経験をもつ。現在は、青年海外協力協会に所属し、協力隊候補生のサポートを行う。
◇青年海外協力隊としての活動経験について教えてください
20歳の時、協力隊としてエジプトで2年間活動しました。中学生からあこがれていたということもあり、日本から遠く離れたアフリカへ行くことは、不安よりも楽しみが強かった記憶があります。日本を離れて世界に触れることで、価値観や視野を広げることができました。
帰国後は、派遣中の経験を生かし、国内外問わず教育の現場に携わってきました。
◇今回五城目で活動されるお二人にひとこと
豊かな自然と人情の溢れる五城目町での実習は、海外協力隊だけでなく今後の東谷さん、平石さん、そして私の人生にとっても貴重な財産になると確信します。
あたたかく受け入れてくださる町の方々への感謝の心を忘れずに実りのある75日間にしていきましょう。

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