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齋藤 孔(こう)さん(18歳・畑町)
県立秋田工業高等学校3年、ラグビー部所属。12月27日(水)に開幕する「第103回全国高等学校ラグビーフットボール大会(花園)」でのベスト8以上を目指し、日々の練習に励みます。
■最前線での気迫あふれるプレーで全国の強豪へ挑む
小学校4年生から中学校3年生まで、飯田川のラグビークラブに通っていたという齋藤さん。中学校卒業後は、「東北で一番強い高校でラグビーがしたい」という思いから、秋田工業高校へ進学しました。
高校では、大学でのプレーも見越して「より自分の特性を生かしたい」という思いから、中学生までのポジションを変更。現在は「プロップ」として背番号1を背負い、最前線で相手と組み合う、スクラムの要となる役割を担っています。齋藤さんは、「ポジション変更後、最初は慣れなかったものの、チームの前線で身体を張るプレーに魅力を感じた」と話します。また、自身のプレーの強みとして、運動量と対戦相手との激しい接触プレーでの突破力を挙げ、タックルでは相手を仰向けにする自信があるそうです。
今年は監督が代わって新体制となり、春先は不安が多かったそうですが、夏合宿を通して、「走りを生かした、身体を張るチームを目指そう」と意志統一をして士気を高めました。そして10月29日に迎えた、秋田中央高校との花園を懸けた県予選の決勝。試合は、前半にリードを奪われる展開となりましたが、自分たちのプレースタイルを貫き、焦る事なくトライを取り返して12対5で勝利。見事、12月の「花園」への切符をつかみ取りました。齋藤さんは、「県予選決勝は、終始ミスが多く厳しい場面も多かったが、守りの堅さと運動量で相手を上回っていたことが勝利につながったと思う」と勝因を振り返りました。
12月の全国大会へ向け齋藤さんは、「花園でのベスト8に向け、今以上に力をつけないといけない。初戦から厳しい戦いになると思うので、予選以上に自分の強みを全力で出して、悔いのない試合にしたい。そしてチームに貢献したい」と話しました。
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