令和5年第2回町議会定例会(1)

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6月12日〜19日
■国保税条例の一部改正や農業委員会委員の任命など
26案件を可決・承認・同意・報告済み
令和5年第2回町議会定例会が、6月12日から19日までの日程で開催され、「町国民健康保険税条例の一部改正」やオール五城目生活応援商品券事業などに関する「令和5年度一般会計補正予算」、「町農業委員会委員の任命」など26件の案件が、原案通り可決・承認・同意・報告済みとされました。
今月号では、定例会初日に行われた渡邉町長の行政報告を抜粋して紹介します。

■町長行政報告
◇町地域活性化支援センター入居期限を撤廃
新たな事業の創出支援や地域産業、コミュニティ活動の育成・振興を通じ地域の活性化を図ることを目的に開設した地域活性化支援センターは、起業し、ならし操業を経て、町内で開業していただくことなどを想定し、設置条例を定め、運営してきております。開設10周年を迎え、同センターの使用許可期間を満了する入居者もいるなか、町内には昨今のコロナ禍をはじめとした社会情勢の急激な変化により撤退を余儀なくされる事業者もおり、地域産業を取り巻く環境が一段と厳しい状況となっております。
このような状況下において、良好な地域経済活動の維持に向け、引き続きサポートをしていく必要があることから、入居期限を削除する議案を上程しております。

◇防災備蓄倉庫建設工事に伴うボーリング調査を実施
本年度予定している防災備蓄倉庫の建設工事に伴い、ボーリング調査を実施しております。調査は、深度20メートルまでを予定しておりましたが、支持層が検出されなかったことから、追加調査を実施し、深度27メートルで支持層を確認しています。

◇昨年8月の豪雨災害に係る復旧工事を進めています
昨年度発生した災害復旧工事は、大半が繰越事業となったことから、早期の完成を目指しております。
農家の方々の耕作を優先し水田の作付けが行われている箇所につきましては、施工ができないため工事を休工し、相当の期間について工期を延長する予定です。
農業災害につきましては、農業用施設9か所の工事を昨年12月より進め、5月に完成しております。農地19か所、農業用施設14か所、農村公園1か所につきましては、4月19日に工事入札を終え復旧に向けて進めています。
林道施設災害につきましては、富津内稜線ほか3路線の7か所で工事を進め、うち3か所が完成しています。10か所については繰越事業などとして4月26日に工事入札を終え、復旧に向け努めております。

◇町道五城目外環状線の復旧を進めています
4月3日から7日にかけて実施した道路パトロールの際、町道五城目外環状線の馬場目字帝釈寺下川原地内において路肩崩落が確認され、崩落箇所が路肩部分であることや利用者が多いことから、道路中心部を走行させるための片側交互通行規制措置を、4月26日から復旧を終えるまで実施しております。皆様にはご不便をおかけしますが、引き続き早期復旧に努めてまいります。