■令和5年度各会計決算や本年度補正予算、工事請負契約など
28案件を可決・認定・報告済み・同意
令和6年第3回町議会定例会が、9月2日から13日までの日程で開催され、「令和5年度一般会計決算」や「令和6年度一般会計補正予算」、「工事請負契約」などの28案件が、原案通り可決・認定・報告済み・同意とされました。
今月号では、定例会初日に行われた渡邉町長の行政報告を抜粋して紹介します。
■町長行政報告
▽電子入札システムを導入します
入札手続きの簡素化と事務の効率化を目的に、電子入札システムの10月の導入に向けて、現在作業を進めています。
システムは、今のところ土木工事のみに限定して運用する予定ですが、利用にはパソコンやICカード等の準備が必要であるほか、システムの操作に不慣れな事業者もいらっしゃることから、今後は使用開始に向けて事業者のサポートに努めてまいります。
▽地域防災計画の改訂を進めます
今後は、町防災会議を開催し、改訂方針等について協議を行うとともに、パブリックコメントや地区住民説明会を実施しながら計画改訂を進めてまいります。
▽町消防団が操法大会で活躍
町消防訓練大会で3年連続の優勝を果たした第10・11分団が、7月21日に男鹿市で開催された県消防協会男鹿潟上南秋支部消防操法大会に出場し、準優勝に輝いています。
▽こども計画の策定状況
8月に発送したアンケート調査が終了し、現在、結果を集計しています。ワークショップは10月から11月に開催を予定しており、多くの方に参加していただけるよう、日時や場所、方法などについて検討しています。
▽コミュニティナース活動を進めます
現在、集落支援員事業と連携して個別訪問を行っており、情報共有を行いながら、定期的に見守りが必要な方の継続訪問や、サービスが必要な方を関係機関につなぐ支援を行っています。
また、高齢者の通いの場である地域のサロンや地区公民館での活動を広げ、コミュニティの強化を支援するとともに、今後は、ほかの民間組織ともつながり、コミュニティナース活動を充実させながら、本町の実情に合った支援体制の仕組みづくりを進めてまいります。
▽地域計画の策定を進めます
町では、地域の協議により将来の農地利用の姿を明確化する「地域計画」の策定を進めていますが、本年度末までの策定をめざし、秋以降に各地域の農業者との話し合いを行ってまいります。
▽ネコバリ岩付近の復旧工事の予定
昨年7月の大雨により、ネコバリ岩までの区間が通行止めとなっている県道秋田八郎潟線については、本年度末までに復旧工事が完了する予定であると県から連絡を受けております。
▽馬場目圏域河川整備計画
3月28日に開催された第1回馬場目圏域河川整備計画検討委員会にはじまり、4月開催の各地区における事業説明会、5月23日に開催された公聴会により町民の意見を受け、6月26日、当町で2回目となる検討委員会が開催され、新たな河川整備計画案が了承され、8月19日付で国の認可を得ています。
今後は、本計画における事業期間である令和14年度までの期間で各河川の改修・整備に順次着手する予定となっています。
▽県管理河川の維持工事の状況
県では今年度、4箇所の維持工事発注を予定しておりますが、下山内地内と上町地内の伐木、河道掘削、上樋口地内の河道掘削の3箇所について契約、施工しています。
▽全国平均を上回る全国学力・学習状況調査
4月18日、小学6年生と中学3年生を対象に実施された全国学力・学習状況調査の結果について、五城目小学校・五城目第一中学校ともに国語、算数・数学の正答率が、全国平均と県平均を上回り、特に中学校の数学について、全国平均を10ポイント上回っていたとの報告を受けております。
今後も引き続き、確かな学力の定着に向けて、ICTの活用など児童生徒一人一人に応じた指導に努めてまいります。
■9月議会定例会で可決・認定された主な議案
・令和5年度一般会計歳入歳出決算
詳細は4〜5ページをご覧ください。
・令和5年度各特別会計決算
4つの特別会計の決算を認定しました。
・令和5年度水道事業会計決算
水道事業会計の決算を認定しました。
・令和5年度下水道事業会計決算
下水道事業会計の決算を認定しました。
・令和6年度一般会計補正予算
補正後の累計額は71億9,770万円です。
・令和5年災 廣徳寺橋橋梁災害復旧工事(橋台撤去、新設工事)請負契約の締結
株式会社菅与組五城目支店と契約を締結する予定です。契約金額は2億493万円です。
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