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ふるさとを想う

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秋田県五城目町

■古希の合宿
ふるさと五城目会 酒井 ユリ子(浅見内出身)
長野県に向かう五城目組三人から「只今、じゃりきゃど走行中」のグループLINE。何で「じゃりきゃど?」と思いながら、「高速は逆走があるから気を付けて」と返す関東組の六人。一年前から「古希の記念」として長野合宿の企画が始まりました。
宿泊先は企画部長が若かりし頃に勤務・在住経験のある穂高の貸別荘で、24時間利用可能な檜風呂など、食材以外全て揃っていました。松本城で五城目組と無事合流できましたが、五城目組はなんと軽自動車で来ていました。再会を喜びながら、天守閣まで登り足腰を鍛えました。夜は、疲れを物ともせず、歌い、踊り、飲んでお腹の底から笑って、小学校の頃に戻っていました。
翌日以降、黒部ダムでは「石原裕次郎」になり、白馬スキージャンプ場では「原田雅彦」になり雰囲気を満喫。五城目組が持ってきた山菜「みずのコブ漬け」と田舎から送られた「あきたこまち」の朝食は格別に美味しかったです。こんなに楽しい合宿は二度と訪れないだろうと思いながら、最後は「善光寺参り」。五城目組は軽自動車なので無事に帰路に就くことをお願いしました。「また会おうね」と約束したものの、何かとても寂しかったです。
帰る時にわかったのですが、「じゃりきゃど走行中」とは、高速道路ではなく一般道路を走行中だったとのこと。数ヶ月後、五城目組から地元の同級生に写真を持って会いに行ったとの連絡が入りました。
地元の同級生からは、今回の合宿での関東組6人が入っている内川小学校卒のグループLINE「ゆのこの会」に参加したいと申し出がありました。また繋がった、また会える、そう確信しました。
有り難う、また会おうね、五城目に帰るよ。

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