輝け!五城目びと26

9／35

■日々努力を積み重ね勝利へのタスキをつなぐ!
□□□□さん(秋田北鷹高等学校2年・新畑町)

小学6年生の時、先生のすすめで陸上に興味を持った□□さん。中学、高校と陸上競技部に入部し、現在は、1,500メートルや3,000メートルといった長距離種目を専門としています。
普段の練習やチームについて□□さんは、「地道で辛い練習も多いですが、力をつけていけるよう日々練習に励み、自分たちで率先して動くことで強いチームを作っていけるよう考えています」と語ります。
□□さんにとって一番印象に残っている大会が、中学最後の全県大会。東北大会への出場を逃し、今までで一番悔しい思いをしたそうです。
悔しさをバネに練習に励み続けた□□さんは、昨年10月、全国高校駅伝出場をかけた県大会に挑みました。4区(3,000メートル)を走り10分46秒の記録で1位をキープしたまま仲間へタスキを繋ぎ、チームの4年ぶりの優勝、そして全国大会出場に貢献しました。
□□さんは、「優勝を果たした時、これまでに感じたことのない感動や達成感が込み上げてきました。これからも、もっと陸上を頑張ろうと思いました」と振り返ります。陸上を通じて、目標を持って前向きに頑張ることや、陸上以外の日常生活での振る舞いの大切さを学んだそうです。
今後に向けて□□さんは「今年も全国大会に出場し、昨年果たせなかった「選手として京都の都大路(みやこおおじ)を走る」という目標に向け練習を頑張りたいです。多くの方々から応援していただけるような選手を目指したいです」と話していました。