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議会 9月定例会(1)

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秋田県井川町

井川町議会9月定例議会が、9月5日から15日までの会期で開催されました。
本会議では町長の行政報告に続いて、議員3名からの一般質問が行なわれました。今定例会では、令和4年度一般会計ほか各特別会計の決算認定が行われたほか、町から上程された令和5年度補正予算等の案件が原案どおり可決・同意され、閉会しました。行政報告の要旨及び可決された主な案件についてお知らせします。

◆職員の不祥事について
誠に遺憾ではありますが、令和5年8月5日未明、当町職員が酒気帯び運転により現行犯逮捕されました。公務員として町民の手本となり法令を守るべきものが、このような不祥事を起こし、町民の皆様、関係団体の皆様の信頼を裏切り、ご迷惑をお掛けしましたことを心よりお詫び申し上げます。
今回の事態を真摯に受け止め、公務員としての自覚を強く促すとともに、二度とこのような事が起こらないよう、綱紀保持と服務規律の徹底を図り、町民の皆様の信頼回復に向け、職員一丸となって全力で取り組んでまいります。

◆7月梅雨前線豪雨について
活発な梅雨前線の影響により、7月14日夜から16日にかけて降り続いた記録的な大雨の影響により、秋田県内では多くの深刻な被害が発生しました。被災されました方々に対し心からお見舞い申し上げます。
町では、7月15日午前6時30分に災害警戒対策室を開設、午前10時に警戒対策部へ改組、午前10時30分に6町内(井内、大麦、寺沢、葹田、新間、街道)に対して避難指示を発令しております。正午頃、葹田地区の河川の越水を確認後、午後1時に井川町災害対策本部を設置しました。また、宿泊避難所として、農村環境改善センター、定住促進センター、老人福祉センターの3箇所を開設し、46名の町民が避難しました。
当町における被害は、住家で床上浸水が3件、床下浸水が14件発生、そのほか道路災害13件(町12件、県1件)、林道災害6件、河川災害18件(町7件、県11件)、農業用施設災害15件、農地災害13件、水道施設災害3件、合計68件の被害が確認されております。
農作物への被害は、約4haで確認され、被害額は約4,000千円となっております。(大豆2.2ヘクタール、450千円、かぼちゃ1.88ヘクタール、3,270千円)今回の大雨による浸水箇所は、概ねハザードマップの浸水想定区域内の浸水でしたが、内水氾濫や越流等により想定外の地点でも浸水しております。更に検証を進め実態に沿ったマップ更新に努めるとともに、早急に被害箇所の復旧に取り組み、非常事態に備え万全の対応をしてまいります。
なお、床上浸水被災者の対象となる2世帯に対し、町から2万円(災害罹災者に対する見舞金)、秋田県より20万円(災害り災者に対する見舞金)、町社会福祉協議会より1万円(災害緊急配分見舞金)の見舞金を支給しております。

◆7月17日における断水について
7月14日から降り続いた記録的な大雨の影響により、水源地の取水口及びダムからの導水管が被災し、17日未明、浄水場への導水が途絶え、浄水場の機能が停止しました。また、濾過池には大量の泥水が流れ込み濾過不能な状態となりました。配水池の水を使い切れば水の供給が途絶える状況となったため、計画的に断水することとし、潟上市飯塚地区については、午前9時からの断水に向け、事業者への連絡、有線放送、広報車にて広報活動を開始し、潟上市へ給水所の設置を依頼致しました。当町については、午後12時30分から断水することとし、飯塚地区同様の周知活動を行い、給水車を町内3カ所(ゆうゆう前、町民体育館前、環境改善センター前)に設置し対応いたしました。正午頃には、ダムからの導水が一部復活するとともに、田代沢水源地の復旧及び浄水場の濾過池の整備が整ったため濾過池へ注水を開始し、配水池の水量の増加を待ち午後6時に全地区の断水を解除いたしました。
今回の断水では、町民の皆様よりご理解とご協力をいただき感謝申し上げます。引き続き有事においても、水道水のさらなる安定供給に取り組んでまいります。

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