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自治体の皆さまへ

国保だより(2)

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秋田県井川町

◆適正な医療受診のポイント
身近なことから医療費を節約することで、国保税の軽減にもつながります。
・むやみな重複受診は控えましょう。
・急病以外は夜間・休日の受診を控えましょう。
・信頼できる『かかりつけ医』を持ち、指示を守りましょう。
・むやみに処方薬剤を希望することは控えましょう。
・定期的に健診を受け、病気の早期発見・早期治療を心がけましょう。
・家族ぐるみで医療へのかかり方を考え、積極的に健康づくりに励みましょう。

◆ポリファーマシーとは
ポリファーマシーとは、多くのくすりを服用しているために、副作用などを起こすことです。単に服用するくすりの数が多いことではありません。
高齢になると、複数の病気を持つ人が増えてきます。病気の数が増え、受診する医療機関が複数になることから、くすりが増える原因となっています。
高齢になると、肝臓や腎臓の働きが弱くなり、くすりを分解したり、体の外に排泄したりするのに時間がかかるようになります。
また、くすりの数が増えると、くすり同士が相互に影響し合うこともあります。そのため、くすりが効きすぎてしまったり、効かなかったり、副作用が出やすくなったりすることがあります。

くすりを飲んでいて、次のような症状が気になることはありませんか?
・食欲低下
・ふらつき、めまい
・便秘、おしっこが出にくい
・物忘れ、眠気
・気分がしずむ

くすりが追加されたり、変わったりした後は、特に注意しましょう。
気になる症状があっても、勝手にくすりをやめたり、減らしたりするのはよくありません。くすりによっては、急にやめると病状が悪化したり、思わぬ副作用が出ることがあります。必ず、医師や薬剤師に相談しましょう。
・日頃から、かかりつけの医師や薬剤師を持ち、処方されているくすりの情報を把握してもらっておくのが安心です。
・自分の処方されているくすりがわかるように、お薬手帳を持ちましょう。また、お薬手帳は1冊にまとめておきましょう。

◆セルフメディケーションを心掛けましょう
セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」(WHO定義)です。セルフメディケーションには、
・毎日の健康管理の習慣が身につく
・医療や薬の知識が身につく
・疾患により医療機関で受診する手間と時間が省かれる
・通院が減ることで国民医療費の増加を防ぐ
などの効果があります。
具体的な方法としては、適度な運動をする、十分な睡眠をとる、バランスのとれた食事を心がける、体調管理(体温・体重・血圧等の測定)、健康診断を受診する、などが挙げられます。
日ごろから健康を意識することによって、健康の維持、生活習慣病の予防や改善、ひいては医療費の節約につながります。

◆リフィル処方箋をご存じですか?
「リフィル処方箋」とは慢性疾患などで症状が安定している患者さんが、医師の適切な判断に基づき最大3回まで同一の処方箋で薬を受け取ることのできる制度のことをいいます。リフィル処方箋のメリットとしては、医師の診察を省くことができるため、通院負担や窓口負担の軽減が挙げられます。
ただし、リフィル処方箋を利用する際には以下の点にご留意ください。
・リフィル処方箋対象外の薬があります。
・医師が「リフィル可」の欄にチェックを入れた処方箋のみ使用できます。
・薬の受け取り期間には期限が定められています。
・リフィル処方箋を交付されていても、気になる症状や体調変化がある場合には医師の診察を受けることができます。
リフィル処方箋の発行には医師の判断が必要です。まずはかかりつけ医へご相談ください。

お問い合わせ:町民生活課 医療保険班
【電話】874-4416 有線4442

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