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議会 6月定例会(1)

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秋田県井川町

井川町議会6月定例議会が、6月9日から14日までの6日間の会期で開催されました。
本会議では町長の行政報告が行われ、初日は議員3名からの一般質問が行われたほか、町が上程した令和5年度一般会計補正予算など12案件が、原案どおり可決され、閉会しました。行政報告の要旨及び可決された主な案件についてお知らせします。

◆行政報告
◇農業・農政について
はじめに、水稲の状況についてであります。今年の播種作業は4月2日頃から始まり、最盛期は4月15日頃となりました。4月の平均気温は平年比116%と高く推移し、日照時間も平年比125%と多く、出芽は概ね良好でした。4月中旬以降、ハウス管理に強風が影響しましたが、苗の生育は平年より2〜3日ほど早く推移し、苗立枯病等の病害については、平年より少ない発生件数となっております。
田植え作業は、平年並みの5月3日頃から始まり最盛期は5月14日、終期は5月27日頃でありました。向こう1か月の予報では気温はやや高めで、日照時間は平年並みか多いとなっておりますので、活着から初期生育は順調に推移すると思われます。
次に、経営所得安定対策及び各種作物への助成についてであります。大豆に対しては、団地形成を実施した場合に10a当たり8万7千円を交付、さらに除草作業の低コスト化を図る取り組みをした場合には8千円を加算します。枝豆、カボチャ、キャベツ、ナス、ネギを作付し、出荷、販売した場合には、10a当たり3万2千円を、ほうれんそう、レタス、小豆、ウド、みょうがの作付、出荷販売には10a当たり1万6千円を交付する予定でありますが、国からの交付金の決定額によっては単価を見直す場合もあり得ます。なお、交付申請手続きにつきましては、今後農業者に申請用紙を配布、回収後、内容を確認し6月末までに東北農政局秋田県拠点へ提出する予定であります。また、町単独事業で実施している出荷奨励金については、翌年2月末までの出荷数量を確認後、予算の範囲内で交付する予定であります。

◇新型コロナウイルスワクチン追加接種について
ウイルス感染症の感染症法(感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律)上の位置づけが、季節性インフルエンザ感染症と同等の類感染症に変更されましたが、ワクチン接種については令和6年3月日までは自己負担なしで受けることができます。
町では、6月及び7月(春開始接種)に、重症化リスクの高い65歳以上の高齢者、5歳から64歳までの基礎疾患を有する方、医療機関等従事者を対象として、また9月以降(秋開始接種)には、5歳以上のすべての町民を対象として、集団接種を実施いたします。
新型コロナウイルス感染症については、感染症法上の位置づけが変更されたからといって、感染症の特性が変わった訳ではありません。感染防止対策は、個人や事業所等の判断が基本となっておりますが、引き続き屋内の換気や手洗いなど日常における基本的な感染防止対策の継続をお願いします。

◇低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金について
食費等の物価高騰に直面し、特に影響を受けている低所得の子育て世帯への生活支援を行うための国庫補助事業として、町では、ひとり親以外の低所得の子育て世帯に対して、児童1人あたり5万円を「子育て世帯生活支援特別給付金」として支給することになりました。
給付金の支給に関して、申請が不要で積極支給となる対象世帯13世帯の対象児童27名については、5月31日に児童手当の振込口座へ給付金を支給しております。
今後は、家計が急変するなどして収入の見込み額が住民税非課税相当となる子育て世帯に対して、令和6年2月末日までを期限として、申請に基づき、給付金を支給することとしております。

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