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新しい町議会議員をご紹介します ~町民の期待を担って町議会議員11名が決定~

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秋田県井川町

任期満了に伴う井川町議会議員一般選挙が1月16日告示され、定数11に対して現職8名、新人5名の計13名が立候補し、16年ぶりの選挙戦となりました。その後、1月21日の投開票の結果、当選者が決定しました。これから町民の代表として町政に携わっていく新たな町議会議員の皆さんへ、今後のまちづくりについて伺いました。

◆井川町議会議員選挙結果
◇投票者の内訳
投票率:74.82%
当日有権者数:3,896名/投票者数:2,915名(うち有効:2,901票、無効:14票)

◆町議会議員のみなさんへ質問
1.今後のまちづくりで最も重要だと考えることは?
2.町議員として、重点的に働きかけていきたいことは?

◇伊藤一彦さん 無所属(街道)
1.小さくとも町民の声を聞くこと。聞くための機会を増やして、町行政に繋げること。そして、町当局との連携を図り、知恵を出し合ってより良い施策を推し進めることが大事。人口が減っても安心して暮らせるまちづくりをすることが重要だと考えます。

2.公約として掲げた「議員定数の削減」最低でも10名以下に削減出来るよう強く働きかけていきます。又、オープンな議会、わかりやすい町行政を目指すため、議員による活動報告会や意見交換会を開催したり、スポーツ等を通じて町のPRをしていきたいです。

◇浅野義幸さん 無所属(今戸)
1.人口減少は、地域コミュニティの機能低下につながり、地域活動の維持・存続ができなくなるし、町民の地元への愛着も失われ人口流出が加速するリスクが生ずるので早期対策が最重要課題だ。

2.年々増え続ける空き家の対策が重要であり、空き家バンクへの周知徹底や解体への更なる支援が必要と考える。

◇藤田将五さん 無所属(田中)
1.人口減少、少子高齢化が進んでいる中で、井川町の魅力を引き出し、若者や移住者を呼び込む施策が必要。人口の安定や拡大につなげていくために、移住定住、子育てに選びたくなるような、住みやすさや働きやすい環境をつくっていくこと。

2.新たな発想も必要だが、既存する自然環境や観光スポット、特産品、子育て、教育環境などの特徴や長所を活かす方法を考え、地域の活性化につなげる。井川町に興味を持ってもらえるような「まちづくり」をしていきたい。

◇遠藤政勝さん 無所属(今戸)
1.(1)住みよい農村社会と農業維持対策、(2)30人学級を目指しての子育てのできる環境整備、(3)健康づくりと福祉対策、(4)日本国花苑の再整備と町の活性化、(5)小さくても住み良く特色あるキラリと光るまちづくりを目指すこと。

2.(1)上記重点項目を基に、町づくり計画の策定と具体的な事業計画、実施計画を公表すること、(2)町執行機関と議会との議論を今まで以上に深め、町民に対して説明する、(3)町民と一緒に安心して住みやすく、誇れる町づくりを目指して、一歩一歩前進するように働きかけたい。

◇伊藤秀人さん 無所属(小泉)
1.町民、行政(町役場)、町議会の三者が一致協力し、独りよがり・自己満足とならないよう三位一体となり、すべての町民の皆様にやさしく住みやすいまちづくり及び長期的展望を見据えた施策、事業計画が重要だと考える。

2.町民の皆様にやさしく住みやすいまちづくりに向けて、町民の皆様の声(意見・要望・批判等)を聞き、行政、町議会との連携を図るために、町民参加型の議会運営の構築に挑みたい。

◇伊藤俊郎さん 無所属(大倉)
1.年々進んでいる人口減少問題に対する対応対策をどう講ずるべきか。また、空き家対策をどうするか。離農者の増加による農地の取り扱いを今後どう進めていくか。

2.誰もが、この町に住んで良かった、住んでみたいと思えるような自然豊かで「活力ある町づくり」に努めていくことです。

◇三浦成利さん 無所属(井内)
1.子育て育児給付金や助成事業等、18歳までの育児・教育の無償化などの実現化。老朽化が急速に進んでいる町のインフラ整備を早めに進め、若年者や高齢者などの交通困難者、交通弱者のための交通整備など町民増を目指すための町づくり。

2.町民、議員(議会)、町(行政)のトライアングル(三角関係)の中で迅速・適切に伝達、報告や解決を導きたい。町民の意見や要望を集め、町の抱えている問題について議論し、町長と共に町の行政について審議、決定・決議をする。

◇伊藤毅さん 無所属(羽立)
1.人は町の活力源。人が減れば当然町は衰退する。町をもっと元気に、行きたい、帰りたい町にすることが必要。子育て世代へ利便性のある住宅提供、学びのための奨学金制度、予防医療の充実で住みたくなる町づくりが重要。

2.世代、性別を問わず、やりたいことがやれる制度設計、支援制度の充実で、多世代が挑戦しやすい町にしたい。議会の討議をWebで発信し、生の情報をお伝えすることで、町民が自分事として関心が持てる身近な議会にしたい。

◇佐々木昌子さん 無所属(井内)
1.少子高齢化、人口減少、空き家問題、その他町が抱える問題は山積状態である。しかし苦難を強いられる道のりであっても、ひとつひとつ丁寧に、解決に向けていく事が重要だと思う。

2.自身の政策にも掲げる「明るく元気で魅力ある町づくり」に向けていく。その中で子育て支援や高齢者に対する強力な対応。更に一人暮らしの高齢の方へのアプローチで掘り下げた対応など。たくさんの方の元気を町全体の元気につなげたい。

◇石井茂さん 日本共産党(綱木沢)
1.少子化問題にどう対処していくかが重要。若者向け住宅の増設と入居者支援のさらなる拡充。出生数の目標数値化。出産祝い金の思い切った増額。「みなくる」を核とした、全町民参加型の多様性溢れるきめ細かい子育て支援。

2.議員・議会ひいては地方自治はどうあるべきかが鋭く問われると思う。代表制民主主義は機能不全に陥っているとの論があるが本当だろうか。町において2元代表制の真価を発揮すべく粉骨砕身努力したいと覚悟している。

◇八柳喜行さん 無所属(坂本)
1.子育てにやさしい町や、住みやすい町づくり等の基本は、自然災害に強い町づくりが基盤です。川の増水での避難、床上浸水、上水道の濁り等生活に多大な悪影響が発生しています。これに対処するため、自然災害に強い町づくりを目指します。

2.「町民ファースト」が基本であることを念頭に置いて、議会の変化を実現すると共に、町民の皆様との対話を尊重し、町政に反映していきたい。また、企業誘致を働きかけ雇用の場を増すことも重要であり、重点的に働きかけていきます。

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