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自治体の皆さまへ

地震による電気火災対策を!

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秋田県井川町

■ご存じですか?地震による火災の過半数は電気が原因ということ
2011年3月1日に発生した東日本大震災における本震による火災は111件、そのうち火災の原因が特定されたものが108件で、その過半数の58件が電気関係の出火とのこと。1月1日に発生した能登半島地震においても、建物の倒壊だけでなく、多くの火災が同時に発生したことは記憶に新しいです。食べ物の備蓄や耐震などご家庭で防災対策を行う際、地震によって引き起こされる火災への対策についても考えてみてはいかがでしょうか。

◆地震による電気火災とは?
地震の揺れに伴う電気機器からの出火や、停電が復旧した時に発生する火災(通電火災)のことです。

◇事例(1)
地震で家具が倒れ、可燃物が電気ストーブ周辺に散乱。
停電した状態から通電し、ストーブが作動。
可燃物が着火し、火災が発生!

◇事例(2)
家具が転倒し「電気コード」が下敷きや引張で損傷。
通電の瞬間、コードがショート
散乱した室内で、近くの燃えやすいものに着火!

◆地震による電気火災を防ぐには?
このような電気火災を防ぐために有効なものが「感震ブレーカー」です。感震ブレーカーは、地震を感知すると自動的にブレーカーを落として電気の供給を遮断してくれます。(メーカーによって異なりますが、震度5強以上の揺れを感知すると自動的にブレーカーを落とします。)
この感震ブレーカーには、「分電盤タイプ」「コンセントタイプ」「簡易タイプ」などの種類があるため、種類ごとの特徴・注意点を踏まえながら適切に設置し、電気火災から自身の住む住宅や地域を守りましょう。

震度7クラスの地震が起きると、冷静な判断ができない状況になると思います。
そんなとき、感震ブレーカーのように自動的にブレーカーを落とす仕組みがあれば、すぐに避難ができるというメリットもありますね!

いつ発生するかわからない地震はもちろん、地震に伴って発生しうる火災に対してもきちんとした備えをしておきましょう!!

出典:内閣府防災情報ページ【HP】https://www.bousai.go.jp/jishin/syuto/denkikasaitaisaku/index.html

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