■「走りが変われば環境も変わる」
秋の行楽シーズンとされる9月から11月の期間は、自動車に乗る機会が増える方も多いと思いますが、毎年11月は「エコドライブ推進月間」として環境にやさしい自動車の使用を呼び掛けています。
エコドライブは燃料の消費量を抑えるとともに、自動車から排出される二酸化炭素を減らすことができる取り組みですので、一部を紹介します。
▽「ふんわりアクセルでスタート」
やさしい発進を心がけるだけで、10%程度燃費が改善します。最初の5秒で時速20km程度が目安です。
▽「車間距離にゆとりをもって、加速・減速の少ない運転」
車間距離が短くなると、無駄な加速・減速が多くなり、市街地では2%程度、郊外では6%も燃費が悪化します。
▽「エアコンの使用は適切に」
車のエアコン(A/C)は車内を冷却・除湿する機能です。暖房のみ必要な時はエアコンをOFFにしましょう。車内の温度設定が外気と同じ25℃であっても、エアコンがONのままだと12%程度燃費が悪化します。
▽「走行の妨げとなる迷惑駐車はやめよう」
交差点付近での駐車は渋滞をもたらします。他の車の燃費を悪化させるばかりか交通事故の原因にもなりますのでやめましょう。
これらは誰でも今すぐにできる身近で小さな取り組みですが、一人ひとりが意識して実践することで地球温暖化の防止にもつながっていく大きな行動となります。
また、燃料代が高騰している今だからこそ、節約のためにもエコドライブを心がけてみましょう。
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