■第11回冬の停電に備える
冬に停電が発生すると、明かりはもちろん暖房機器の多くが使えなくなってしまいます。
暖をとれなくなると状況によって命にかかわる危険があるため、日頃の備えが大切です。
(1)暗い時間の停電に備えた明かりの確保を
暗がりで不安な気持ちを落ち着かせて行動するため、非常用の懐中電灯、ランタン、電池などを備えておいてください。ろうそくなど火を使う照明は、使用中に目を離すことができず、火災の危険があるため、使う際には特に注意が必要です。
(2)電気がなくても暖をとるための準備を
石油ストーブ、湯たんぽ、使い捨てカイロ、毛布など、電気を使わない防寒用品の準備をしてください。最近はカセットボンベを使うストーブも市販されています。ボンベは長期保管(7年)でき、コンロと燃料を共用できるため、灯油を使わない家庭でも備えが容易です。使用の際は、火災や一酸化炭素中毒に注意してください。
(3)お湯をわかすカセットコンロとボンベの用意を
お湯は暖かい飲み物、食品の温め、湯たんぽ、消毒などに使用できます。段ボール箱に大き目のポリエチレン袋をかぶせて食品の温めに使ったお湯を注げば、足湯で体を温めることもできます。災害時に備えるボンベの本数の目安は、1週間で1人6本程度との試算もありますが、気温や家族構成で必要な数が変わってきます。
問合せ:総務課危機管理係
【電話】62-6602
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