■四十八滝
安の滝や三階滝、桃洞滝をはじめ「滝」の数が豊富な北秋田。今回のテーマは、その滝の一つである森吉中学校付近の「四十八滝」にしてみました。
私の出身は、アパラチア山脈の麓に位置し、山と森に恵まれており、山登りやトレッキングが盛んな場所です。しかしながら「滝」と言われると、なぜかその現地の人が遥かに遠い地方にある「ナイアガラ滝」や「ヨセミテ滝」などの巨大な滝をついイメージしてしまうでしょう。その1人である私も、北秋田市にきてから「静かな滝」を初めて経験できました。
自然に囲まれながら、時の流れが一瞬止まり、世の中のストレスが忘れられる…と、四十八滝を訪れた自分が感じられました。大きな滝ほど迫力がないかもしれませんが、より身近に味わうことができます。「なんともない」からこそ癒されます。このように隠れている場所がたくさんあることは、私が北秋田の好きなところです。
日々の忙しさを忘れたく、心を癒されたい方は、ぜひ四十八滝に行ってみてください。
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