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自治体の皆さまへ

北秋田市制施行20周年によせて お祝いのメッセージ

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秋田県北秋田市

■北秋田市長 津谷永光
市制施行20周年を迎えるにあたり、市民の皆様並びに当市発展にご尽力いただきました全ての方々に心から感謝を申し上げます。
平成17年3月22日に鷹巣町、合川町、森吉町、阿仁町が合併し「北秋田市」が誕生して以来、市民の皆様と共に歩み、多くの困難や課題を乗り越え、この節目を迎えられましたのも皆様のご協力とご支援の賜物と感じております。
この20年を振り返りますと、天皇皇后両陛下をお迎えした全国植樹祭、秋田わか杉国体の開催、北秋田市民病院や市民ふれあいプラザの開設、日沿道鷹巣大館道路開通、伊勢堂岱遺跡の世界文化遺産登録など、多くの喜ばしい出来事がありました。
一方で、平成19年の阿仁前田地区を中心とした大水害、東日本大震災、新型コロナウイルス感染症の蔓延など様々な困難にも直面してきましたが、こうした困難も、市民の皆様の温かいご支援と深い郷土愛、そして市議会をはじめ関係機関のご理解とご協力により乗り越えることができたものと改めて感謝申し上げます。
今日、社会経済情勢の急激な変化により、自治体を取り巻く環境も大きく変わりつつありますが、当市には、恵まれた高速交通体系や豊かな自然、農林産物、歴史文化などの誇るべき資源があります。この無限の可能性を秘めた当市の魅力を最大限に生かしながら、最重要課題である人口減少と少子高齢化対策を基軸として、これまで積み上げてきた様々な施策の充実を図るとともに、時代の変化に応じた先送りできない課題に一つ一つ挑戦し、次の世代に誇りを持って引き継げるまちづくりに、これからも全力で取り組んでまいります。
今後も、当市の更なる発展のため、市民の皆様のより一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

■北秋田市議会議長 堀部壽
市制施行20周年を迎えるにあたり、市議会を代表いたしましてご挨拶申し上げます。平成17年3月、4町が合併し、新たに誕生した「北秋田市」は、市民の皆様の郷土愛とたゆまぬ努力により、厳しい状況を乗り越え、発展を続け二十歳を迎えようとしております。
20年の記念すべき節目を皆様と迎えることができ、大変嬉しく思います。そして、改めて故郷「北秋田市」を見つめなおす機会にしてまいりたいと考えております。
これまでの20年間は、念願であった日本海沿岸自動車道の開通や「伊勢堂岱遺跡」の世界遺産登録など喜ばしい話題がありましたが、大雨や台風による自然災害も多発し深刻な被害を被っております。なかでも、令和元年12月に発生した新型コロナウイルス感染症の拡大により、私たちはこれまでと異なる生活様式への移行が余儀なくされましたが、当市では緊急経済対策事業実施など、市民生活と市内事業者の活動維持のため様々な施策を進めることができました。
今、なお変化し続ける社会情勢の中で、少子高齢化や自然災害、空き家対策など様々な課題が山積されております。私ども市議会も、諸課題に対し速やかに、かつ適切に対応するため、市民の声や衆知を集め地域課題の解決に向け自覚と責任をもって行政とともに取り組みます。
市議会といたしましても、本市のこれまでの積み重ねてきた歴史と伝統をこれからの世代に引き継ぐため、「住民が主役の〝もり〞のまち」の実現と、市民の皆様が「活気ある明るく豊かで美しい、住みよいまち」を実感できるよう議員一同研鑽を重ね、努力してまいりますので今後ともご支援とご協力をお願いいたします。
結びに市民の皆様、関係各位のご理解とご協力に感謝申し上げますとともに、北秋田市の益々の発展と、市民の皆様のご健勝とご多幸を心よりご祈念申し上げます。

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