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〔北秋田市地域おこし協力隊〕きたあきたの魅力発掘 vol.73

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秋田県北秋田市

■〜縄文の魅力・伊勢堂岱遺跡から持続可能なライフスタイルを〜その2
地域おこし協力隊の伊勢堂岱遺跡・JOMONコンシェルジュの中野です。北秋田市での暮らしもこの原稿最終稿を書いている昨日で丸1年になりました。昨年は鷹巣が日本一暑いまちになった日もあり、かつてない程のクマ騒動。短い秋。過去最高の暖冬など、暮らしを通じて気候変動を肌身で感じています。まだ寒さで体調を崩しがちですが、最近は体も少しは北国仕様になったのか外気温4度だと暖かく感じるようになりました。
本年は年明け早々の震災が起こってしまいました。実は、被災した能登町の縄文遺跡に復元された竪穴式住居は震災でも無傷だったそうで「現代でも縄文時代から学べる部分があると思う」と新聞の記事で読みました。防災減災にも縄文の知恵が活かせないかと思っています。縄文人の交易の広さも見習い、現在、秋田県内の協力隊や有志で防災ネットワーク「トランジションタウン秋田縄文(仮称)」を作ろうと試みています。
着任直後、本紙に初寄稿したころは基礎知識習得に必死でしたが、現在20組以上の伊勢堂岱遺跡のガイドもこなし、知識の底上げに受験した「考古検定中級」も無事合格しました。
そろそろ冬囲いが取れて、遺跡で縄文の風を感じられる季節になります。
歴史からは多く学べることがあります。ぜひ伊勢堂岱縄文館にご連絡いただき、中野のガイドをご用命ください。

中野岳春 隊員

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