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広報見聞録~まちの出来事や話題を紹介します~(1)

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秋田県大仙市

■災害時、避難所として活用できるレスキューホテルを提供 災害時における移動式宿泊施設等の提供に関する協定締結式
市と株式会社デベロップ(岡村健史代表取締役)との「災害時における移動式宿泊施設等の提供に関する協定」締結式が2月27日、市役所大曲庁舎で行われました。
同社は、北関東を中心にコンテナホテルを展開。平時はホテルとして運営している客室を災害時には被災地に速やかに派遣し、避難所などとして利用することができる「レスキューホテル」の仕組みを構築しており、宿泊施設として初めて「フェーズフリー認証」を取得しています。
今回の協定は、これまでの経験や想定を上回り、年々、激甚化・頻発化する災害への対応力を高めることを目的としたものであり、同社との協定締結は秋田県内で初めて、東北地方でも2例目となります。協定内容には、災害時のコンテナモジュール(移動式宿泊施設など)の優先的提供や市が指定する場所への運搬、設置および運用に関する協力が盛り込まれています。
老松市長は「有事の際にコンテナホテルを提供いただくことで、避難所や仮設の宿泊所、災害時の拠点として活用できるほか、感染症対策にも有効と伺っている。相互に協力し、市民の皆さんが安全・安心に暮らすことのできる「災害に強いまちづくり」をより一層加速していきたい」と話しました。
岡村代表取締役は「大仙市では防災に力を入れていると聞いた。市民への認知拡大や、防災訓練の際にレスキューホテルを派遣するなど、さまざまな面で協力していきたい」と話しました。

■今だから伝えたい働きがいと働き方 第5回大仙アカデミー
市民が主役のまちづくり講座「大仙アカデミー」の第5回が3月2日、大曲市民会館・大ホールで行われ、270人が参加しました。
地域でのつながりや絆を市民に再認識してもらい、まちづくりへの積極的な参加のきっかけとしてもらおうと行われているもの。今回講師を務めたのは、エイブリック株式会社取締役会長の石合信正さん。外資系企業と日本の企業の社長としてのさまざまな体験談や多様な人材が活躍できる「筋肉質」な組織の作り方、社員の能力を飛躍的に高める仕組みなどについて話しました。

■新たな雇用機会の創出を目指して 秋田BPO大仙ブランチの開設に伴う立地協定式
市と秋田県および株式会社プレステージインターナショナル(玉上進一代表取締役・東京都)における、秋田BPO大仙ブランチの開設に伴う立地協定締結式が2月28日、秋田県庁本庁舎で行われました。
今回の協定は、同社がイオンモール大曲内に秋田BPO大仙ブランチを開設することに伴い行ったもの。商業施設への開設による従業員の利便性向上を狙いとし、将来的に100人規模の事業所となる予定です。老松市長は「事務職の職場が少ない大仙市にとって、求職者の希望に添う魅力的な職場の提供になると考えている。人口減少対策や少子化対策にもつながるものであり、今後の事業展開に期待している」と話しました。
※BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)…企業の業務の一部(コールセンターなど)を外部に委託すること

■市の芸術文化に貢献した2個人が功労賞を受賞 第18回大仙市芸術文化賞表彰式
第18回大仙市芸術文化賞表彰式が2月28日、大曲交流センターで行われ、市の芸術文化に大きく貢献した2人の方が功労賞を受賞しました。受賞者は次の通りです。

○功労賞 美術部門「写真」…今野昇さん(神岡)
昭和54年に神岡地域の写真仲間と、写友「嶽」を結成し、現在は団体の最高齢者として、写真の表現力向上に向け率先し指導に当たっています。また、昭和58年から秋田県美術展覧会に作品を出展し続け、その全てで入選。平成25年には奨励賞を受賞するなど、長年にわたる活動や団体運営、芸術活動を通した地域の芸術文化活動の向上に大きく貢献したことが評価されました。

○功労賞 地域文化部門…佐藤隆造さん(仙北)
仙北村史談会が発足して以来、54年にわたって会の中心メンバーとして活動しています。市町村合併後は市文化財保護審議委員を長年務め、民間信仰碑の記録保存や菅江真澄の研究に大きく貢献。これまでの活動に対して秋田県文化財保護協会功労賞を受賞するなど、地域の伝統文化の伝承や啓発活動に大きく貢献したことが評価されました。

■子どもから大人までが熱戦を繰り広げる 第2回野球盤交流大会
第2回野球盤交流大会が2月18日、かみおか嶽雄館の神岡野球ミュージアムで行われました。
当日は親子や学校の友達、スポ少の保護者など、計8チームが参加。なかなか得点の入らない投手戦や両チームからホームランが飛び交う乱打戦などで会場からは絶えず歓声が沸き起こりました。
決勝に進んだのは、小学校の野球スポ少のチームで組んだ「アサフィフェニックスドライ」と、スポ少の保護者で組んだ「タケとゆかいな仲間たち」。スポ少の練習で培ったチームワークを発揮した「アサフィフェニックスドライ」が第2回大会での優勝を果たしました。

■森林産業の活性化・脱炭素社会実現のため Jクレジット創出に関する連携協定締結式
大仙市と株式会社秋田銀行(新谷明弘取締役頭取)および丸紅株式会社(寺垣毅常務執行役員)間における「Jクレジット創出に関する連携協定締結式」が2月16日、市役所大曲庁舎で行われました。
本協定は、市有林を適切に管理することで、J-クレジットの登録、認証、販売を行い、大仙市内の森林産業の活性化を目指すもの。老松市長は「Jクレジット制度を活用し、市内の森林産業の活性化やカーボンニュートラルのさらなる推進をしていきたい」と話しました。
※Jクレジット制度…省エネルギー設備の導入や森林経営などの取り組みによる、温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証する制度。クレジットを企業などへ売却することで、売却益を得ることができる。

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