文字サイズ
自治体の皆さまへ

市長と市議会議長から市民の皆さんへ 年頭のごあいさつ

1/34

秋田県大仙市

■大仙市長 老松 博行
あけましておめでとうございます。新春の到来を市民の皆さんと共に心からお喜び申し上げます。

新たに幕を開けた令和7年は、大仙市が誕生して20周年を迎える記念すべき年です。この節目を市民の皆さんとお祝いするとともに、市の次なるステージを見据えて新たな将来像を描く、更なる飛躍と発展に向けた確かな一歩をしるす一年にしたいと考えています。

さて、昨年を振り返りますと、能登半島地震をはじめ、全国各地で災害が相次いだ年であり、大仙市においても7月下旬の豪雨による被害が発生しています。あらためて防災・減災の重要性を実感しているところです。

その一方で、明るいニュースもたくさんあった年でありました。パリ・オリンピック女子マラソンで大仙市出身の鈴木優花選手が見事6位入賞を果たすとともに、「大曲の花火」実行委員会が世界で最も権威ある花火競技大会と称される「モントリオール国際花火競技大会」において、初出場ながら銅賞と環境配慮特別賞に輝いています。

大仙市の取り組みについても、企業誘致の重要な基盤となる「大曲企業団地」の第2期造成工事の完了や地元企業の人材確保・設備投資への支援、農業分野における担い手の確保やほ場整備・スマート農業の推進、子育て分野における保育料の完全無償化や屋内遊び場施設の整備検討など、未来への投資となるさまざまな取り組みが着実に進んでいます。また、新たな動きとして台湾新北市との教育交流の実現や、インバウンド観光の促進、「第一回大仙太田ハーフマラソン」の開催など、市の活力を生む取り組みも進展しています。

今年は、こうした大仙市の未来につながる流れをより確実なものにするため、市勢発展の源泉である地元商工業の振興や企業誘致の推進、持続可能なだいせん農業に向けた取り組みの強化、全県トップクラスにある子育て・教育環境の更なる拡充、高齢者の皆さんが安心して暮らせる保健・医療・福祉の充実、災害に強い安全・安心なまちづくりなどを一層進めていきます。

また、大仙市の特色を生かした地方創生策の加速化や移住・定住の促進、若者や女性の活躍を応援する環境づくり、観光・文化・スポーツの融合による地域活性化、世界的・社会的要請でもあるSDGsやデジタル変革、脱炭素への対応などの取り組みを積極的に展開し、「市民の皆さんの幸せと大仙市の発展につながる共創のまちづくり」そして「市民の皆さんが住み続けたい、将来に明るい希望が持てるまちづくり」に、誠心誠意取り組んでいきます。引き続き、皆さんからのご理解とご協力をお願いします。

結びに、本年が市民の皆さんにとって穏やかで輝かしい年になること、そして、世界に安寧と平和が訪れることを心からご祈念申し上げまして、年頭のあいさつとします。

■大仙市議会議長 古谷 武美
あけましておめでとうございます。市民の皆さんにおかれましては、新年を健やかにお迎えのこととお喜び申し上げます。また、日ごろから市議会の運営ならびに活動に対しまして、さまざまな角度からご理解とご協力を賜り、心から厚くお礼申し上げます。

さて、昨年を振り返りますと、7月には「モントリオール国際花火競技大会」に大曲の花火実行委員会が初めて参加し、銅賞と特別賞を受賞しており、世界に向けて「日本の花火」「大曲の花火」を発信できたことは、大仙市にとって大きなニュースでありました。

もう一つ大きな話題となったのは、8月のパリオリンピック女子マラソンで6位入賞の鈴木優花選手の活躍であります。外国勢と競り合う勇姿は、市民の皆さんはもちろん、日本中に元気と感動をもたらし、そして、子どもたちに夢と希望を与えてくれました。世界を舞台に活躍する姿は、市民の皆さんに希望をもたらす大きなきっかけになったものと捉えており、今後も世界に向けグローバルに挑戦する皆さんの活躍を大いに期待するものであります。

そして今年は、大仙市誕生から20周年という大きな節目の年であります。市では、「共創のまちづくり」をテーマに、各地域の特色を生かしたイベントや「大仙市民ギャラリー」の開設、親子連れで参加できる「すくすくキッズフェス」など、市民の皆さんと共に創り上げる記念事業を展開しています。多くの皆さんに参加いただき盛り上がりを見せているところですが、この機会を単なる節目の年に終わらせることなく、私たち一人一人が未来を展望しながら、新たな大仙市を創造していくきっかけにすることが重要であると考えています。

市議会としましては、市政懇談会を通じた市民の皆さんとの対話や、新たにインスタグラムを追加したSNSの活用による議会活動の積極的な発信など議会改革に取り組んできたところであります。引き続き、市民の皆さんの声を大切にし、地方自治の両輪として市当局としっかりとした議論を重ねながら、人口減少問題をはじめとした課題一つ一つに取り組み、活力と魅力ある安全で安心な住みやすいまちの実現に向けて、議員全員が一丸となり誠心誠意尽くしていく所存です。

結びになりますが、新しい年が大仙市にとって明るく希望に満ちた年になりますよう、また、市民の皆さんにとって健康で幸多き年でありますことを心からご祈念するとともに、市議会への変わらぬご支援ご協力をお願い申し上げ、新年のあいさつとします。

■心穏やかに過ごせる一年になりますように

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU