文字サイズ
自治体の皆さまへ

「市長コラム」福原市長の意志あれば道あり

28/32

秋田県大館市

◆ラグビーと日本人
いよいよ始まりましたラグビーワールドカップ2023!今年はラグビー生誕200年という記念すべき年です。
1823年、イギリスのラグビー校でフットボールの試合中にウェブ・エリス少年がボールを手に持って相手ゴールに走り出したのが発祥です。
日本には渡航して来たイギリス船員を通じて伝わり、1874年には横浜で日本初のラグビーが行われています。さらに授業が始まったのは明治32年(1899年)、慶應義塾大学に赴任して来たクラーク教授とイギリス留学を終えたばかりの田中銀之助の二人が教えました。これが日本ラグビーの始まりです。
1920年代になると、明治大学、早稲田大学、同志社大学も加わり、こうした大学のつながりが中心となって日本のラグビーが成長し始めました。
近年のラグビー日本代表の大躍進は私たちの記憶に新しいですね。私はその理由が二つあると考えています。
一つは、ラグビーの代表資格が「国籍主義」ではなく「協会(地域)主義」、つまりどの国でプレーしているか?を基準にしていること、もう一つは、日本には長らく海外出身者を受け入れて来た歴史と風土があったからです。
超少子高齢化が進む中で新しい社会の在り方が求められています。大切なのは「多様性」と「包摂性」です。
世界に誇る歴史と文化と伝統を持つ日本だからこそ、日本らしさを失わず、国を世界に開いていく!ラグビー日本代表はその象徴です。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU