温故知新 ～受け継ぐべきものを世界へ、未来への羅針盤(シラバス)に～

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今年の夏休みは、今までに経験したことのない酷暑でしたが、ハチ公生誕100年記念イベントはしっかりと盛り上がりました!8月5日、6日の「HACHIフェスin渋谷」、8月11日の「大館うたの日」は大盛況だっただけでなく、これまで以上に大館と渋谷の絆を深めてくれました。
HACHI100プロジェクトは11月のメイン行事に向けてさらなる盛り上がりを見せますが、私たちは大切な使命(ミッション)を持って進めています。それは、次の100年を紡ぐ主役は大館・渋谷の子どもたちだ!ということです。未来の主役に夢と希望を託すためにこそ、過去たる歴史を振り返る、毎年8月はこの思いに駆られます。
今年は特に、ロシアのウクライナへの武力侵攻が続く一方、原爆を開発した研究者のアメリカ映画が世界中で物議を醸している中で、私たちは戦後78年を迎えました。残念ながら、日本の近隣に戦いの火種が無いわけではありません。先日、元外交官のかたから現状の国際情勢についてお話を伺う機会がありました。興味深かったのは、2020年代と1930年代のそれが非常に酷似している!という指摘です。
ただし、当時の外交は政府関係者だけでしたが、90年経った今は違います。大学、スポーツ団体、NPO、企業そして地方自治体などが、国や地域を繋いでいます。
未来の主役が活躍できる環境づくり!リーダーには大局観(たいきょくかん)が求められます。」