成瀬ダム情報

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■継続工事に引き続き協力を
○冬期に伴い堤体打設終了
(堤体内からダム基礎岩盤の透水性改良工事など継続)
11月24日に今年度の堤体打設工事を終了し、冬期休工に入りました。今年度の堤体打設量は、全体の約85%、ダムの高さは、完成時の高さ(114・5m)の約72%の83mまで進捗しました。これも東成瀬村の皆様のご協力によるものと感謝申し上げます。
堤体打設は冬期休工となりましたが、ダム内に設置した監査廊において、ダムの基礎岩盤の透水性を改良する基礎処理工や堤体打設に使用したベルトコンベアなどの仮設備の解体工事は、冬期間も引き続き行っていますので、ご協力をお願い致します。

■成瀬ダム
○イヌワシ・クマタカ調査委員会開催〜成瀬ダム現場周辺イヌワシ・クマタカ繁殖確認〜
成瀬ダムでは、ダム建設による自然環境への影響把握の一環として、平成9年から学識者等による「成瀬ダムに係るイヌワシ・クマタカ調査委員会」により助言をいただきながら事業を進めています。
この度11月8日に当委員会を開催し、「今年度調査結果の報告」と「工事における猛禽類の保護保全対応の状況など」について報告しました。
猛禽類調査結果では、イヌワシ1ペア(7年ぶり)とクマタカ2ペアの繁殖が確認されたことを報告。
委員からは、「今年度の工事実施による繁殖活動への直接的な影響はなかったと判断される」との見解のほか、「ダム工事が最盛期中でも繁殖したのは、成瀬ダムの保護保全の成果」と評価されました。
引き続き調査を継続し、委員の方々から助言を頂き、ダム建設を進めて参ります。