12月27日、岩井川神社に保管されていた銅板「大悲慈眼堂之記」を村の指定有形文化財に指定しました。文化財の村指定に関しては、平成12年に「田子内盆踊り」が村指定無形民俗文化財に指定されて以来の出来事となります。
■指定の理由
銅板には、江戸時代の新田開発者が漢文で作成した文書が刻字されています。年月や人物の姓名までが刻字されている今回の事例は、秋田県内でも他に例がありません。その上、第2次世界大戦中の金属類回収令による消滅を免れ、現存しているものは少なく、当時の歴史的背景や社会情勢を知る上で非常に貴重な歴史資料となるため、村指定有形文化財に指定しました。
今後は、銅板をふる里館に展示します。銅板の詳細は、村の郷土誌平成編(P87)または、ふる里館ホームページに掲載しています。
問合せ:
教育委員会【電話】473415
ふる里館【電話】472241
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