■新たな地域拠点に向けた村民意見交換会
11月17日、地域交流センターゆるるんにおいて、村民意見交換会を開催しました。
この会では、村民の皆さんが集まり東成瀬村の未来について意見を交換し合いました。
(1)全体説明(25分)
拠点整備計画の背景や目的について説明し、村が抱えている課題や今後の対応に関する基本情報を参加者と共有しました。
(2)ワークショップ(50分)
参加者を3つのグループに分け、それぞれのテーマに沿って意見交換を行いました。
テーマとしては、「学ぶ・遊ぶ」「集う」「遊ぶ」などが挙げられ、多様な視点から意見が出ました。
(3)発表(25分)
各グループで話し合った成果を発表し、意見を全体で共有しました。詳しい内容については「村民の意見・成果」に記載しています。
○今後の取り組み
今回の村民の皆様のご意見と事業者の方々のご意見を踏まえて今年度内に施設整備や運営についての基本計画を策定いたします。来年度からは、地域拠点の実現化に向けてさらに具体的な検討を進めていく予定です。
○村民の意見・成果
共通の意見として、次の2つが挙げられました。
まず、若者が利用しやすいスペースづくりの重要性についてです。参加者の多くはご高齢の方ですが、若者の雇用機会や娯楽を充実させ、住みやすい街を目指すべきだという意見が集まりました。
また、高齢者や交通弱者への支援の必要性についても意見が挙がりました。目的地へ誰もが気軽に移動できる交通手段を確保することが大切であるとの声が多く上がりました。
○各グループの意見
各グループからは、次のようなご意見が挙げられました。
「学ぶ・働く」:教育と仕事を支える環境づくり
デジタル化などの先進的な学びの場づくりや交流スペースを活用した伝統技能の継承など、未来を見据えた教育環境の充実という意見が挙がりました。また、地元産品のブランド化や地域拠点における雇用の確保など、地域経済の活性化に向けた取り組みが必要であるという意見も挙がりました。
「集う」:集まる場所と新しいつながりづくり
地域内外の人々が気軽に集い交流できる場や、医療・福祉・観光案内など多機能な拠点の必要性が意見として挙げられ、新しいつながりの形にも期待を寄せられました。
「遊ぶ」:楽しむ仕組みと観光の充実
誰もが気軽に楽しめる遊びやイベントの場が必要だとの意見がありました。また、季節や地域特性を活かした観光や体験プログラムの充実という意見や、これらと地域拠点を結ぶ交通手段が必要という意見も挙げられました。さらに住民と観光客が
交流できる仕組みづくりにも期待が集まりました。
■地域おこし協力隊隊員数(令和6年12月1日時点):
・村が直接雇用する隊員8名
・民間連携隊員60名
・委嘱隊員2名
■キャッチフレーズ
「つづく、つなげる、おらほのえ~どご」
「地域拠点でどこへでも行ける、なんでもできる」
「全世代が『気軽に』『気にせず』『安く』楽しめる拠点」
■いけちゃん
こんにちは!秋田市出身で今年の4月から地域おこし協力隊になりました、いけちゃんです。大学在学中からSNSでの活動を開始し、今はYouTuberをしています。古民家DIYや田舎暮らしのYouTubeチャンネルを新たに立ち上げるべく、移住しました。その新チャンネル「村人いけちゃん」は早くも5万人近い登録者数になりました。
私は、国内外さまざまな地を訪れましたが、地方の自然が映像としても文化としても美しいと思いましたので、それを村外にもっと発信ができたらと思っています。季節感のあるものや面白いものがありましたら、是非とも取り上げたいので何でも教えていただきたいです。引き続きよろしくお願いいたします!
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