■永山和宏(ながやまかずひろ)
地域おこし協力隊として最後の年である3年目を迎えました。私は現在、主に村の温泉水を活用したスキンケアの開発、事業(なるテックの子会社)の立ち上げを行っています。
「美容のお仕事をしたいと思っていても村外、県外に行かないといけない」という方に向けた雇用機会の提供、また、村の魅力的な自然を活用した資源を多くの方に知っていただくことを目的としています。
私は、乾燥しやすく敏感肌で、肌トラブルに悩んだことが原因で精神的なストレスが溜まっていた経験がありました。その状態を改善し、「憧れの女優さんの様な肌になりたい!」と思ったため、勉強し、試行錯誤を繰り返して、肌の質を改善しました。それと同時にストレスも減り、気持ちも明るくなったため、自信が溢れるようになりました。努力をすれば理想の自分になれることや、自分の人生は自分で作れると気づき、人生が好転しました。
これらの体験を踏まえ、私は事業を通して肌悩みやパーソナルな悩みに寄り添いたいと考えています。外見や精神的な面を同時に磨いていくことで自信が湧き、自分のことが好きになり、自分のことを大切に思えるような商品を開発したいです。それによって生まれた自身に対する愛情が周りの誰かを包んでいく、という愛情の輪を広げていきたいです。
■畠山結衣(はたけやまゆい)
現在、村内で採取したハチミツを販売するため、パッケージデザインやサイト掲載の準備を行っています。ふるさと納税の返礼品として出品し、村を全国にPRすることで、豊かな村づくりに貢献したいと考えています。今春からは農業部門として稲作を始める予定で、村民の方から多くのことを学びたいと思っていますので、色々と教えていただけると嬉しいです。
地域おこし協力隊 隊員数
(令和6年3月1日時点)
・村が直接雇用する隊員 7名
・民間連携隊員 54名
・委嘱隊員 3名
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