役員会に寄せられた「感謝のきもち」
〝この度も成瀬会では、なつかしい方々と美味しいご馳走で楽しいひとときを。そして八十歳のお祝いまでも。心温まるお心遣いと手作りのお品まで、サプライズのプレゼントを有り難うございました〞
〈会員からのお便り〉
コロナ禍も落ち着きを取り戻し、各地の「ふるさと会」が再開に踏み出した昨年。なるせ会もその前向きさに勇気をもらい「とにかく集まろう」ということに決めた。コロナが落ち着きを取り戻しつつあるとはいえ感染リスクはつきまとう。会員の減少と高齢化も気にかかる。不安のなかにも期待を覗かせながらの集い。4年ぶりの「集い」が出席者の心にどんな思いをめぐらしたのか気にかかる。
初めて傘寿のお祝いをしたのは、コロナ禍前の第31回(令和元年)総会。歳を重ねても、尚元気な姿を見せてくれる。長寿の喜びと感謝は役員会の総意。役員会に寄せられた「感謝のきもち」はこの上なくうれしい。
先月3日の桃の節句。上野駅付近の居酒屋で反省会(総会)を行う。総会にいつも顔を見せてくれる「よしひろさんと桂さん」にもお声がけをさせていただいた。お二人の快い参加に笑みがこぼれる。4年ぶりの総会は「喜びにあふれた再会」との認識を共有。準備から開催までの苦労話から、参加者の雰囲気、料理など率直な意見が出された。なかでも「物産販売」の話題に熱が帯びた。従来の「物産販売」は、何の思慮もなく村に委ねていた。それを今回は「会の責任」でやろうということに。ふるさと料理も儘(まま)ならない。「物産販売」も無しではあまりにもさみしい。さて、会場に物産を並べるまでの苦労はさておき、店は、開く間もなく品切れが続出。飛ぶように売れたとなれば格好よく聞こえるが、どうも品薄が原因のようだった。初の試みであるがゆえに品数は控えめに、残ったら役員で買うぐらいの心づもりがうれしい誤算となった。釣り銭にも苦労があったらしい。値札付けの工夫も指摘された。
反省会の後は「よしひろさんand桂さんを囲む」慰労会に。役員会に寄せられた「感謝のきもち」に元気をもらい、「ふるさとの絆」がほろ酔い気分にさせた。
naru
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