○日本型直接支払制度
日本型直接支払制度は、農業・農村の多面的機能の維持・発揮を図るために行う地域の共同活動や営農活動を支援する施策として、本村では15組織において多面的機能支払、17協定において中山間地域等直接支払を活用して活動を実施しています。多面的機能支払については、全組織が令和5年度で第2期の活動が終了し、令和6年度から5年間、第3期目の活動を実施するため、再認定にかかる手続きを進めているところです。また、中山間地域等直接支払は、令和6年度が第5期対策の最終年度となっており、各集落協定の事業計画が、適正かつ円滑に実施できるよう引き続き活動を支援していきます。
○水と緑の森づくり税事業
秋田県水と緑の森づくり税を財源とする安全・安心な森整備事業では、ツキノワグマ等の有害鳥獣が潜む可能性のある空間を排除し、人的被害の未然防止と景観向上を図るため、平成30年度から緩衝帯の整備を行っています。本年度は田子内字小沢地内ほか4.0ヘクタールに渡り道路沿いや民家付近の藪化した森林の除伐を行う予定としています。
○東成瀬村有害鳥獣被害防止対策協議会
4月25日、有害鳥獣による村内の人身及び農作物等への被害を未然に防止するため、関係機関による情報の共有と連携強化を図りながら、適正かつ効率的な被害防止活動を推進することを目的とする「東成瀬村有害鳥獣被害防止対策協議会」を設立しました。この協議会は、「第5次東成瀬村鳥獣被害防止計画」に基づくものであり、従来講じてきた被害防止対策の課題等を踏まえ、関係機関と一体となり、より効果的な対策を検討していきます。
○建設関連事業
本年度の社会資本整備総合交付金事業については、平良地区において村道滝ノ沢平良線舗装補修工事を継続で実施する予定として発注の準備を進めています。
また、村道田子内旧国道線と村道迎田1号線の交差点を拡幅する工事を予定しており、工事期間中は伊達堰の改修による通行規制があり、地域の皆様にはご協力をお願いします。国庫補助事業を活用した橋りょう長寿命化事業として平良地区ののぞき橋修繕工事を実施しています。
○ジュネス栗駒カントリーパーク
5月17日の国道397号の開通に合わせてオープンしております。芝の張り替えなどを継続して進めていきます。
○成瀬ダム事業関連
令和6年度の成瀬ダム建設事業予算は191億円となっております。堤体工事の他、取水設備工事、管理庁舎建築工事、管理設備工事などを実施する予定となっており、本体工事の堤体計画打設量は482万立方メートルで進捗率は全体の99%となる見込みです。
○消防防災関連
4月4日に岩井川地区で、同月29日には天江地区で原野火災が発生しました。いずれも、たき火が原因とみられるもので広域消防及び消防団が消火に当たり、延焼も最小限に止めました。今後、より一層の火災予防に向け呼びかけていきます。
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