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9月定例会議 行政報告 (1)

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秋田県東成瀬村

■書かない窓口、行かない役場の推進へ村公式LINEリニューアル

9月3日から9月20日までの日程で、令和6年村議会9月定例会議が開催されました。

○財政状況
令和5年度の普通会計決算は、実質収支、単年度収支ともに黒字となり、基金収支を含めた実質単年度収支も2億9302万円の黒字で、3年連続の黒字となりました。
各指数で改善が見られ、主な要因は地方債残高の減とそれに伴う公債費の減となっており、公債費の減少傾向は今後も続くことが見込まれ、財政状況は、当面は改善していくことが予想されます。
今後の財政運営としましては、依然として公共施設の老朽化による財政需要が常に見込まれることや、成瀬ダム建設工事の進捗に伴い村税や財産収入の大幅な減額が予想されることから、各指標の改善を図り、財政健全化に取り組んでいきます。

○7月の大雨
梅雨前線の影響により、秋田県内では記録的な大雨となり、各地で甚大な被害をもたらしました。
被災状況は、住民からの通報、職員によるパトロールや関係機関の情報をまとめた結果、56件の被害がありました。土砂崩れや土砂流出などの被害が多く、軽微なものは既に応急対応が完了しておりますが、道路、河川、農地、農業用施設のうち14件については本格的な復旧工事が必要となっております。今後の災害復旧が円滑に進むよう、8月6日には、御法川代議士、金田代議士、石井参議院議員を伴い、秋田県知事と本職を含め9市町村長で中央要望を行っています。

○第36回首都圏なるせ会総会
令和6年度の通常総会は、11月16日に前回と同会場、東京都台東区の浅草ビューホテルで開催されることとなりました。村として、会員皆様のふるさとへの熱意に応えるため、組織運営に最大限協力していきます。

○ふるさと納税
7月末時点の寄附実績は、1500件で1464万3000円となっており、昨年同時期と比較して、件数で1023件、金額で1112万円の増となっています。要因として、本村の主な返礼品である仙人米の品質が高く、かつ同品目の中で寄附額が低めに設定されていることから、寄附が集中しているように感じています。
今後、更に受託事業者等との連携を密にし、本村の魅力を最大限発信し、寄附の促進に努めていきます。

○秋田栗駒リゾート株式会社
令和5年度は、単年度収支で963万円の赤字となりました。
今年度の営業状況は、ホテルブランは、従業員不足により、昨年同様、栗駒山荘に人員を集約し、11月中旬までは日帰り入浴と予約制の宴会を基本とした縮小営業を行っています。宿泊については、4月からダム工事事業者に客室を貸しておりましたが、6月上旬で退去したため、現在は、ワーケーションや長期滞在等に対応した素泊り営業を行っています。
栗駒山荘は、例年より10日ほど早く冬期通行止めが解除となり、営業も早まりました。また、昨年に引き続き、8月中旬まで大規模改修工事が実施されておりましたが、客室への影響は少なく、フル稼働できたことにより7月末までの売上は、前年より約1500万円の増となっています。

○村公式LINEによる情報提供
8月1日より、本村公式LINEをリニューアルしています。
これまでは情報を受け取るだけでしたが、証明書や補助金の申請、子育て相談予約、ごみカレンダーの確認、通報などが可能となったことに加え、必要な情報を選択して受信できるようになりました。
今後、施設予約や証明書発行手数料の決済機能なども順次追加する予定となっており、書かない窓口、行かない役場の推進と行政サービス向上を図っていきます。

■再生可能エネルギー
昨年度まで株式会社大林組が、岩手県側の須川地区において地熱資源調査を実施するための説明会及び勉強会を実施してきておりますが、本村側でも環境調査と予察調査を実施したいということで、今年度以降、村や地区住民、関係団体等への説明及び勉強会を開催したいと連絡がありました。
村としては、地区住民と関係団体等の理解と安全性が確保され周辺環境に配慮した調査に対しては協力していきたいと考えています。

○交通死亡事故抑止継続3000日達成
平成28年5月4日から継続している交通死亡事故抑止期間が、7月20日で3000日に達し、8月8日に山村開発センターにおいて、表彰伝達式が執り行われ、秋田県知事表彰と県警本部長顕彰を受けました。
村の最長記録である3595日を目標として、関係者及び地域住民の皆さんと一丸となって交通安全を推進していきます。

○不燃ゴミ特別収集
8月18日に村内4箇所で、不燃ゴミの特別収集を実施しました。
一般廃棄物としては収集できない鉄くずや古タイヤ、バッテリーなど約3トンの不燃ゴミを収集しました。また、同時に実施した家電リサイクル法に係る有料収集では、テレビ・冷蔵庫など計37台を収集しました。
住民からは大変好評であり、今後も継続して実施していきたいと考えています。

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