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9月定例会議 行政報告 (2)

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秋田県東成瀬村

○定額減税補足給付金
7月下旬に給付対象者へ確認書を発送しています。現在、86%の確認書が提出され、8月26日には1回目の給付を行っています。今後も審査が終了次第、随時給付を行っていきます。

○水稲の作柄状況
今年度の水稲の生育は順調に推移しており、出穂時期がやや早まりました。登熟も平年より早めに推移しておりますが、雨の影響などから、特に田子内地区のほ場において稲の倒伏が見られる状況です。
今後の天候にもよりますが、稲刈作業も平年より早まる見通しです。

○地域計画
農業経営基盤強化促進法に基づく「地域計画」については、村内7地区での話し合いを進め、順次、協議結果の公表、計画案の縦覧、計画策定という流れで進めています。
8月末時点で、田子内・下田地区及び岩井川地区の2地区において策定済みとなっており、入道地区、手倉・椿台・五里台地区、平良・蛭川・肴沢地区の3地区においては話し合いを終え、策定への手続きを進めているところです。今後10月中旬頃までに谷地・大柳・菅ノ台地区及び滝ノ沢地区での話し合いを実施し、年内には村内全ての地区において計画の策定を終える予定です。

○経営所得安定対策等交付金の交付対象水田
令和6年産に係る水田活用の直接支払交付金等については、会計検査院からの処置要求を踏まえた改正が行われ、撤去が困難な園芸施設が設置されている農地は交付金の交付対象水田の範囲から除くこととなりました。
村としては、補助金等を活用して設置した複数のパイプハウスがこれに該当する可能性があったことから、国からの通知や現地確認等をもとに検討を行いました。その結果、東成瀬村農業再生協議会としては、これらのパイプハウスは建物や構築物に該当するものではなく、交付対象水田からの除外は行わないことと判断しています。

○有害鳥獣対策
8月末までの村内における有害鳥獣の目撃情報は、ツキノワグマ8件、イノシシ6件、サル4件の合計18件となっています。
7月にはウル井の畜舎に箱罠を設置し、ツキノワグマ1頭を捕獲しています。
また、今年度はイノシシの出没形跡が多く見られることから、今後の対策として電気柵やデジタル技術を活用した被害防止策の検討を行っていきます。

○観光イベント関連
8月2日から4日まで県内外から19名の参加者により38回目となる「仙人修行」が開催されました。全員無事仙人に認定され、秋田市から参加している鈴木弥(わたる)さんは5回目となり「名誉村民」の認定証を授与しました。

○成瀬ダムまつり
8月25日、鈴木建設工業事務所敷地内において、成瀬ダム振興事業協同組合の主催による「成瀬ダムまつり2024」が開催されました。
仙人太鼓の演奏をはじめ、大間ジロー and who 愉快な仲間たちによる生バンド演奏、また、高橋よしひろ氏のサイン会、餅まきなど多彩なアトラクションと出店に村内外からの多くの人が訪れ大変賑わいました。

○成瀬ダム事業関連
成瀬ダム基本計画の4回目の変更が8月27日に公示され、総事業費が370億円増額し2600億円に、事業期間は1年延伸し令和9年度までと決定しています。
堤体打設工事は8月末時点において約96%まで進ちょくしている状況となっています。
イベント関連としては、成瀬ダム工事事務所と共同で、8月1日に流域の小学生を対象に成瀬ダム交流会を開催し、また夜の見学会を8月6日に実施し、例年、産業祭と合同で実施している「成瀬ダム秋の見学会」は10月下旬に実施する予定としています。

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