■実験農場(大雄地域) 昭和54年(1979年)
昭和52年当時、国では全国の自治体の中から10カ所の『モデル地区』を指定し、地域の実情に応じたユニークな農業農村事業を展開しようとする試みがなされていました。大雄村は県内で唯一、実施地区の指定を受け、この事業の一環として昭和54年に実験農場が開設されました。
地域特有の泥炭質土壌に合った畑作物を見い出すことを目的に、実験農場ではホップをはじめ多様な作物の試験栽培が展開されました。合併後も、市が取り組む『食と農からのまちづくり』の拠点として親しまれてきましたが、令和元年度に『横手市地域種苗支援センター』としてリニューアルし、実験農場で行われていた事業は『横手市園芸振興拠点センター』に引き継がれています。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>