じゅうおうむじん
横手の地で夢を描く人を紹介します。
■日本代表の経験を糧(かて)に常に高みを目指します
FIBA U16アジア選手権大会2023 日本代表 髙橋歩路さん
Profile(たかはしある):十文字地域出身。十文字中学校3年生。小学2年生からバスケットボールを始める。ポジションはシューティングガード、スモールフォワード。好きな選手はNBA史上最高のシューターとして名高いステフィン・カリー選手。
9月17日からカタールで開催された『FIBAU16アジア選手権大会』に世代別日本代表として出場した髙橋歩路さん。日本バスケ界の未来を担う髙橋さんは、Bリーグ所属チームへの入団と日本代表入りという夢へ向かい日々努力しています。
これまで全国大会の経験もなかったという髙橋さんですが、アジア大会の独特な雰囲気にも「全く緊張はなく、早く試合に出たいと思っていた」と強心臓ぶりを発揮。「海外選手のフィジカルやステップのリズムなどは全てが新鮮で、貴重な経験ができた」と語ります。大会では得意の3ポイントシュートにも手応えを感じたと言いますが、最も印象に残った瞬間を尋ねると「ベスト4をかけたフィリピン戦で敗れ、ブザーが鳴った瞬間です。この敗戦でW杯出場を逃してしまいました」と悔しさをにじませます。
「過去にこの大会で同じくフィリピンに敗れてW杯を逃した河村勇輝選手と富永啓生選手は、今日本代表で大活躍しています。そう考えると運命を感じます。この大会での経験を糧に練習を重ね、更に上の舞台で戦えるようレベルアップしたいと思います」。髙橋さんの目は既に未来を見据えています。
・アジア選手権のチームメイト。「共にまた世界の舞台で戦いたい」と意気込みます
・今春からのエントリーキャンプや選考合宿などを経て、12人の代表の1人に選ばれました
・プレーの中でも特に3ポイントシュートが強み。最終戦のイラン戦では終盤に逆転の3ポイントを決め、勝利に貢献しました
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