市内の高校生たちを応援‼
■横手清陵学院高校編
森田蕉(しょう)さん
横手清陵学院高校無線部に所属し、10月に宮城県で開催された『2023全日本ARDF競技大会』のM19クラス(高校生の部)で全国制覇を成し遂げた森田蕉さんにインタビューしました。
中学校までは野球部に所属していましたが、高校では今まで経験したことのない部活をやってみたいと思い、ARDF競技を行う無線部に入部しました。ARDF競技とは、アマチュア無線の電波を使って制限時間内に山野などのフィールド内に設置された無線送信機(TX)を探査する競技です。ARDF競技の魅力は、何といってもTXを見つけ出した時の達成感に尽きます。探査する技術も重要ですが、2時間ほど勾配のあるフィールドを走り回るため、体力や根性も求められます。
全国大会への出場は初めてでしたが、これまでの練習の成果が発揮できたと同時に、運もうまくかみ合って優勝できたのだと思います。大人も含めた高校生以外のクラスも同じ条件で競技を行いましたが、その中でもトップの成績を収めることができ、大きな自信になりました。部活の仲間たちや友人、家族などが応援してくれる中で最高の成績を収めることができ、とてもうれしかったです。
将来は、医療用アシストロボットの開発などを通じて少子高齢化の改善に寄与したいと思っています。ARDF競技で身に付けた精神力を糧に、少しでもふるさと横手市の役に立てるよう、今後もがんばっていきたいです。
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